「アタッカーの心理からしても、これをやられちゃうと苦しい」
DAZNが配信する『Jリーグ ジャッジリプレイ』で、5月7日に行なわれたJ1第12節のサンフレッチェ広島対アビスパ福岡(3-1)で、福岡のDF小田逸稀が広島のMF満田誠へのタックルでイエローカードを提示されたシーンが取り上げられた。
11分、小田のパスを満田がひっかけて、広島の森島司がボールを確保。森島のパスを受けに行った満田は、小田に後方から両足で右足を挟まれる形の激しいタックルを受けて転倒。谷本涼主審は小田にイエローカードを提示した。
その後、VARの介入はなく、試合は再開。満田はプレーに戻ったものの、21分にボールの無いところで倒れ込み、越道草太と交代となった。
小田へのジャッジに対して、ヴィッセル神戸などでDFとしてプレーしたゲストの近藤岳登氏は「カードで言ったら、僕は100%レッドだと思う」と主張。小田の心理状況を、こう推察した。
「そもそも、小田選手のコントロールミスから始まっている。慌てて、ミスキックのようになったところから始まっていて。で、ここ(タックル)も絶対に止まる。普通。多分、感情がおかしくなっていたというか、高ぶりすぎていたと思う」
11分、小田のパスを満田がひっかけて、広島の森島司がボールを確保。森島のパスを受けに行った満田は、小田に後方から両足で右足を挟まれる形の激しいタックルを受けて転倒。谷本涼主審は小田にイエローカードを提示した。
その後、VARの介入はなく、試合は再開。満田はプレーに戻ったものの、21分にボールの無いところで倒れ込み、越道草太と交代となった。
小田へのジャッジに対して、ヴィッセル神戸などでDFとしてプレーしたゲストの近藤岳登氏は「カードで言ったら、僕は100%レッドだと思う」と主張。小田の心理状況を、こう推察した。
「そもそも、小田選手のコントロールミスから始まっている。慌てて、ミスキックのようになったところから始まっていて。で、ここ(タックル)も絶対に止まる。普通。多分、感情がおかしくなっていたというか、高ぶりすぎていたと思う」
「これは、やはりレッドを出さないと、サッカー界にとって良くないと思う」として、DFの対応は「プレッシャーをかけるだけで、僕だったら絶対に止まる。(満田に)ターンさせなければ良い、十分」と解説した。
元日本代表FWの北島秀朗氏は、「僕も100%で、レッド」と同意。「アタッカーの心理からしても、これをやられちゃうと苦しい。後ろから(小田が)来ているのが分かっているから、身体をボールと相手のなかに入れている。スライディングが来ないだろうというなかで、プレーをジャッジしようとしているなかでの、この後ろからのスライディングは、やってはいけないプレー」と語った。
元国際審判員の家本政明氏も「レッドカードだと思っている」としたうえで、谷本主審がイエローカードと判断した理由を、小田の助走距離が短かったと感じた点と、満田の動きがファウルを受けに行ったようにも見えた可能性があると推測。ただ、「少なくとも、VARが入れなかったのかな」と首を傾げた。
そのうえで、「90%レッド、ちょっと猶予があるように感じる。80%がボーダーにしているので、明らかに越えている」と結論付けた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「小田選手のコントロールミスから始まっている」広島の満田が後方からタックルを受けたシーン
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元日本代表FWの北島秀朗氏は、「僕も100%で、レッド」と同意。「アタッカーの心理からしても、これをやられちゃうと苦しい。後ろから(小田が)来ているのが分かっているから、身体をボールと相手のなかに入れている。スライディングが来ないだろうというなかで、プレーをジャッジしようとしているなかでの、この後ろからのスライディングは、やってはいけないプレー」と語った。
元国際審判員の家本政明氏も「レッドカードだと思っている」としたうえで、谷本主審がイエローカードと判断した理由を、小田の助走距離が短かったと感じた点と、満田の動きがファウルを受けに行ったようにも見えた可能性があると推測。ただ、「少なくとも、VARが入れなかったのかな」と首を傾げた。
そのうえで、「90%レッド、ちょっと猶予があるように感じる。80%がボーダーにしているので、明らかに越えている」と結論付けた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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