王者撃破の喜びを伝えた。

　久保建英を擁するレアル・ソシエダは、現地時間５月２日に行なわれたラ・リーガ第33節で、レアル・マドリーとホームで対戦。47分の久保の先制弾、85分のアンデル・バレネチェアの追加点で、２－０の完勝を収めた。
【動画】マドリーから決勝弾→喜ぶのを躊躇するも…
　試合後にクラブの公式アカウントが久保のインタビュー動画を公開。日本代表MFは「率直に言って、チームにとっても、僕にとっても、今季の中で特に素晴らしい夜のひとつ」と振り返った。
【動画】マドリー戦後、久保のインタビュー動画
　チームはこの勝利で勝点を61に伸ばし、CL圏内の４位をキープ。３日にバレンシア戦を控える５位のビジャレアルとは勝点８差だ。

「一歩ずつ進んできて、残りはあと５試合。これでとりあえず８ポイント差になって、他のチームの結果次第ですが、いったん落ち着けます。自分たちのやっていることが結果につながっているので、自信と誇りを持つことができます」
 

　久保にとっては古巣であり、リーグでは２位につけるマドリーを相手に、チームは力強く勝ち切った。インタビュアーの「本当に完璧な試合でした」のコメントに、久保も満足げだ。

「今日は少なくとも、残りのホームゲームの中では一番難しい相手との試合でしたが、自分たちがこういう戦いをできれば、どんな相手とも勝負できることを改めて見せられたと思います」

　さらに「個人としてもすごくやりやすそう。試合を重ねるごとに良くなっていると思えます。すごく良い感覚なのでは？」と問われると、久保は「そうですね」と答え、次のように続ける。

「みんな信頼してくれています。監督もチームメイトも、そして何よりファンからも、ピッチ上でこれほど信頼されていると感じられることは、プロになって以来なかったと思います。上手くいくように自分自身も取り組んできましたが、ファンが伝えてくれる信頼は10点満点です」

　充実の日々を過ごす久保。今季はここまでリーグ戦で30試合に出場し、８得点・５アシストをマーク。シーズン最終盤のさらなる活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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