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【採点寸評|FC東京】勝因のひとつは守備の安定感。渡邊のプレーにインテリジェンスを感じた[J1第10節 FC東京2-1新潟]

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年04月29日

D・オリヴェイラのスーパーショットで勝ち越し

【警告】FC東京=小泉(90+6分) 新潟=小見(65分)、高木(77分)、千葉(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】渡邊凌磨(FC東京)

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 4月29日にJ1リーグ第10節が開催。味の素スタジアムでは、FC東京対アルビレックス新潟が行なわれ、2-1でFC東京が勝利を収めた。
【PHOTO】FC東京の出場15選手&監督の採点・寸評。2得点に絡む活躍の渡邊を文句なしのMOM。安部はピッチの広範囲をカバー
 FC東京が幸先よく先制点を挙げる。8分、自陣でボールを奪ったカウンターから、渡邊凌磨がドリブルで持ち上がり、ラストパスを供給。これをペナルティエリア右で受けた仲川輝人が、グラウンダーのシュートでネットを揺らした。

 新潟もすぐさま反撃。12分にペナルティアークからやや離れた位置でFKを獲得すると、これをキッカーの伊藤涼太郎が直接決めて試合を振り出しに戻す。

 それでもホームチームは、34分にディエゴ・オリヴェイラの強烈な右足弾で勝ち越しに成功。後半も盤石の守備で最後までリードを守り切ったFC東京が2連勝を飾った。一方で新潟は2連敗となった。
 
▼FC東京のチーム採点「6.5」
 8分に素晴らしい崩しから幸先よく先制したものの、その4分後に伊藤のFKから追いつかれるとややリズムを失う。新潟の小気味良いパスワークに翻弄される時間帯もあったが、34分にはカウンターから最後はD・オリヴェイラのスーパーショットで2−1と勝ち越した。

 前半で特筆すべきは、渡邊の動き。左ウイングに縛られず、流動的な位置取りでパスを受け、そこから効果的な攻撃を展開するなど、そのプレー一つひとつに戦術的なインテリジェンスを感じた。先制点と2点目が渡邊のアクションから生まれている点からも、この日の貢献度の高さがうかがえる。

 後半はゴールこそ奪えなかったものの、安定した守備で試合の流れを引き寄せた。中村帆高の負傷交代などのアクシデントにも動じず、勝ち切った点は評価に値。後半、新潟にチャンスらしいチャンスを与えなかったのが勝因のひとつだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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