セルティックの公式日本語アカウントが４月25日、岩田智輝のインタビュー動画を公開した。

　今季のシーズン途中に横浜から加入した岩田。当初はなかなか出場機会を得られなかったが、４月に入ってからは着実にプレータイムを増やしていき、22日のマザーウェル戦では移籍後初アシストをマークした。

　レンジャーズとのダービーには途中出場し、直近２試合は先発など、ここ２週間の充実ぶりを質問された岩田は、次のように答える。

「やっと試合に絡めるようになってきましたし、先発も２試合あったなかで、自分らしさを出せた良い試合もありました。さらにセルティックの勝利のために、もっともっと自分は成長しないといけないなっていう部分もあったので、課題と収穫があった、良い２週間だったなと思います」

　スコットランドに渡り、約４か月が過ぎた。新天地にも慣れたようだ。

「最初のほうは、違いがあって、自分自身、そこに慣れるのにすごく大変な部分もありました。でも、選手、スタッフ、みんなが、早く馴染めるようにいろいろサポートしてくれましたし、そのおかげで今、ちょっとずつですけど、コンディションが上がってきて、チームの力になれているのかなと思います」

　前所属の横浜時代にも師事した指揮官のもとで、「選手として、すごく幸せを感じています」という。「ボス（アンジェ・ポステコグルー監督）のやるサッカーがすごく魅力的だと思っているので。毎日の練習をすごく楽しみながら、やれている。今、充実した日々を過ごせています」と明かす。
 

　チームメイトのマット・オライリーは、攻守に馬力あるプレーが魅力の岩田を「戦車」と呼び、「足より腕のほうが太い」と言っているという。

　この真偽を問われた26歳は「盛りすぎです（笑）」と笑顔を浮かべ、こう続ける。

「でも自分自身、ジムにいないとちょっと気持ち悪い部分はあるので。より強く、速くなりたいとは思っている。このチームで、強い選手だったり、速い選手がいる。その選手たちに負けないように、もっともっと成長しないといけない。もっと“戦車”になりたいなと思います」

　30日にはスコティッシュカップの準決勝で、レンジャーズ戦が控える。伝統のオールドファームでも周囲の期待に応えるようなパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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