現地時間４月19日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、バイエルン・ミュンヘンは、マンチェスター・シティとホームで対戦。第１レグを０－３で落としていたなか、１－１のドローに終わり、２戦合計１－４の完敗で敗退となった。

　このリーグ王者同士のビッグマッチで話題となったのが、０－１で迎えた64分に訪れたレロイ・ザネとサディオ・マネの交代シーンだ。

　遡ること１週間前、シティとの第１レグの最中に２人は口論に。試合後にも言い争いになった挙句、マネがザネの顔を殴り、唇に傷を負わせたのだ。その結果、今季に加入したセネガル代表FWには１試合（15日のホッフェンハイム戦）の出場停止処分と、クラブ史上最高額で日本円にして4000万円以上とも言われる罰金が科されていた。

　ショッキングな出来事だけに、そもそも「即復帰はあるのか」と注目を集めていたなかで、まさかの“公開和解”である。ただ、ピッチに入るマネは両手でハイタッチを試みたのに対し、ザネは視線を合わせず、冷たく右手のみを差し出したようにも見えた。
【動画】マネは出迎える気満々も…ザネは冷たく…あまりに気まずい交代シーン

　様々な憶測を呼ぶ一部始終は、SNS上で瞬く間に拡散され、世界中からコメントが続々と集まっている。

「戦略的なものでシグナルを送るための意図的な交代だ」
「トゥヘルの策略に過ぎない」
「明らかに仲直りしてなくて草」
「マネは両手でのタップを望んだがザネは冷たかった」
「ザネの恨みは根深い」
「あまりに気まずい瞬間だ」
「どちらか１人は放出すべき」
「ザネはマネから距離を取る必要があった」

　関係修復とは、ほど遠いと考えているファンが少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】「ボクサー転向か」「いいパンチだったんだな」マネに顔を殴られたザネの傷口

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