宿敵との一戦で再び２得点と活躍し、セルティックの古橋亨梧はますますその評価を高めている。

　４月８日のスコットランドリーグ第31節、レンジャーズとのダービーマッチで、古橋は２月のリーグカップ決勝に続き、ライバル相手に２ゴール。３－２の勝利に貢献した。今季は公式戦では28得点と、30ゴールの大台まであとわずかだ。

　動向を追ってきたクラブは、獲得に向けて熱を高めているかもしれない。

『Football Insider』は４月９日、以前から噂されるクリスタル・パレスが、今季を通じて定期的に古橋をチェックし、「感銘を受けている」と報道。さらに、古橋自身もプレミアリーグへの移籍を「夢見ている」と伝えた。
 

　これを受け、『FOOTBALL FANCAST』は、本当に賢明な補強となるかもしれない」と報じている。

「クオリティとハードワーク、チーム重視の姿勢を兼ね備えて前線をけん引。安定した得点力だけでなく、アシスト数が示すように味方への供給もする。スコティッシュ・プレミアシップからのステップアップで適応に苦しむこともあるかもしれない。だがそれでも、アンジェ・ポステコグルーが『素晴らしい』と評した彼は、現在のパレスの攻撃コンビよりも強い選択肢なはずだ」

　だがもちろん、ポステコグルーとセルティックにとって、古橋は欠かすことのできない絶対的エースだ。『GIVEMESPORT』によると、ピート・オルーク記者は、セルティックが日本人ストライカーの放出を望んでいないとの見解を示した。

「おそらく今季のセルティックのスターは彼だ。本当に才能あフォワードで、得点を挙げる。走りやつなぎのプレーがとてもクレバーで、セルティックの多くの土台がキョウゴを中心としている。だから、彼らは本当に彼を失いたくないだろう」

　ただ一部では、提示額次第でセルティックが古橋を売却するとの声もある。現行契約が2025年までの古橋は、今後をどのように考えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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