現在はセリエAのローマを率いるジョゼ・モウリーニョに、サウジアラビアが熱視線を送っているようだ。英紙『Daily Mail』などが報じている。

　同紙によれば、ローマとは2024年まで契約が残る60歳は、２年契約で１億ポンド（約160億円）以上の金額で、サウジアラビア代表監督の打診を受けているという。オファーが成立すれば、史上最高額の報酬を得る監督になる。

　さらに、イタリアのマスコミが伝えたところでは、クリスティアーノ・ロナウドの後を追ってアル・ナスルに行く可能性もあるという。同胞の２人は、2010年から３シーズンにわたり、レアル・マドリーで共闘し、ラ・リーガやコパ・デル・レイでタイトルを獲得している。

　モウリーニョはローマのファン・サポーターとは良好な関係を築いているが、契約更新は白紙状態だという。引き続き、指揮を執るならば、夏の移籍期間中に少なくとも３人の新加入選手 (ストライカー、ミッドフィールダー、ディフェンダー) を連れてくるようクラブに要求していると伝えられている。
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　シーズンが佳境を迎えつつある今、ポルトガル人指揮官はいくつかの選択肢を検討しているのだろう。

「モウリーニョはシーズン中に自分の将来を整理したいと考えており、クラブの所有者であるフリードキンスと会うことに熱心なようだ。チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムの元監督である彼は、クラブが要求に応じない場合、出口のドアに姿を現わす可能性がある。そうなれば、昨年のカタール・ワールドカップでアルゼンチンを破ったサウジアラビアを指揮する道が開かれるかもしれない」

　実績十分な“スペシャル・ワン”の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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