チャンピオンシップ決勝第１戦のG大阪対広島は12月２日、万博記念競技場で行なわれた。点の取り合いとなった白熱のゲームは、広島が３-２で勝利を収めた。
 
　89分までピッチに立ったものの、不発に終わった宇佐美貴史のコメントをお届けする。
 
 
――２-１でリードしている時はガンバの展開だったと思うんですが、実際にプレーしていてどうでしたか？
 
「そうですね。ラッキーな形で先制して、追いつかれてもすぐに突き放してそのまま終わっていれば良かったんですけど。ひとり少なくなって最後粘れなかった部分はチームでカバーしなくちゃいけないし、前の選手としては点を取らないと話にならないなと個人的には思ってます」
 
――惜しい場面も何度かあったと思うが？
 
「まあ、結果を出せていないので。調子の良し悪しはあまり関係ないですし、チャンスはあったと思うのでしっかり３点目を決めないといけない。（チャンスが）なかったとしてもチャンスを作り出すくらいじゃないと。それが理想というか、自分はそうでないといけない。レッズ戦もそうでしたけど、今日の試合も全然走れていなかったなという感じもありました」
 
――長沢選手との連係はどうでしたか？
 
「守備の部分ではボランチのケアはしっかりやれたと思いますが、１失点目はGKから始まってボランチにパスを付けられたので、もっと後ろの選手と意思疎通するべきだった。前の４人は前線からプレスをかけて蹴らせようとしていたんですけど、その後ろにスペースを作ってしまった。そこにパスを出されてなかったら失点につながらなかったでしょうし、そういうところをもっと突き詰めたい」