アカデミーの新たな拠点になるとともに、サッカーグラウンドやテニスコート、体育館やリハビリ施設の他、保育学童施設などの様々な要素を盛り込んだ複合施設「Anker フロンタウン生田」のオープンに伴い、川崎フロンターレが、興味深い企画を実施中だ。

　オフィシャルパートナーである「ウエインズトヨタ神奈川株式会社」は「Anker フロンタウン生田」のオープンに伴い、燃料電池車「ＭＩＲＡＩ」と「ハイエース」を貸与。

　それに伴い、ウエインズトヨタ神奈川株式会社が川崎フロンターレのサポーターや地域の人々と『一緒に応援する気持ちを乗せたい』との想いからクラウドファンディングを立ち上げ、プロジェクト支援者のメッセージを車両に入れて川崎市内を走らせることが決まったというのだ。
 

　背景としては「Anker フロンタウン生田」は最寄り駅から徒歩約15分の距離にあり、“老若男女問わず、みんなの集いの場”また“働きやすい環境”になるよう、移動を支える車両の提供が行なわれたという。また、車両には川崎フロンターレを応援する気持ちを乗せたい、との想いから、プロジェクト支援者のメッセージを車両に入れるなど、単に車両提供だけでなく、「想いも一緒に乗せて走らせる」プロジェクトになっている。

　支援で集った資金は「Anker フロンタウン生田」で使用する「ＭＩＲＡＩ」１台と「ハイエース」２台に、プロジェクト支援者のメッセージを入れる費用と管理・維持費に充てられる予定。2023年４月より２年間、応援メッセージが入った車両が川崎市内を走る。

　豪華な返礼品も用意されているこの企画は、３月１日（水）12:00［正午］～３月14日（火）午前11:59で実施中だ。

　同企画に関しては、アカデミー出身の脇坂泰斗らもコメントを寄せている。

◇脇坂泰斗コメント
『この度、アンカー　フロンタウン生田オープンに伴いウエインズトヨタ神奈川さんがクラウドファンディングを実施してくれています。クラブのために３台の車を貸与いただきます。みなさんの応援メッセージがラッピングされるなど、想いを形にしていただけるクラファンです。アカデミーの拠点となるアンカーフロンタウン生田から多くのトップ選手が輩出されるよう皆さんのご協力をお願いします』

◇クラブ担当者コメント
『この度、ウエインズトヨタ神奈川×Anker フロンタウン生田「クラウドファンディング」実施することになりました。ウエインズトヨタ神奈川さんには、2004年から10台を超える車をご提供いただいており、川崎フロンターレを継続してサポートいただいております。そして、今回「Anker フロンタウン生田」オープンに伴い、燃料電池車「ＭＩＲＡＩ」と「ハイエース」を貸与いただくことが決まりました。
そして、今回はただの貸与だけではなく、フロサポや地域の皆様と一緒にフロンターレを応援したいという想いから、特別なラッピングをご用意いただき、皆さんの声（メッセージ）がデザインされる仕様になります。
未来に向かって走りつづける「Anker フロンタウン生田」とウエインズトヨタ神奈川と一緒に川崎、地域を盛り上げていきます!!』

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構成●サッカーダイジェスト編集部