現地記者は「心理戦で優位に立った」と解説
2点のビハインドから5得点しての逆転勝利。しかも舞台は、敵地アンフィールドだ。チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1レグのリバプール戦での勝利は、昨シーズン、逆転に次ぐ逆転で14度目の欧州王座に就いたレアル・マドリーにとっても特別なものだった。
現地スペインのメディアも、その戦いぶりを驚きをもって伝えている。マヌエル・ハボイス記者はエル・パイス紙のコラムで、「2点のビハインドを背負って逆に意気が揚がったマドリーと、同点に追いつかれて崩れ落ちたリバプール。その差が試合の勝敗を分ける分岐点となった」と、マドリーが心理戦で優位に立ったと解説している。
一方、『AS』紙のアルフレッド・レラーニョ記者は、「マドリーには選手がいる、胆力がある、欲望がある。ヴィニシウスの容赦ないスピード、モドリッチのタクト、ベンゼマの蜂の一刺し、ナチョの犠牲精神……。なにもかもひっくるめてのマドリー、ヨーロッパにおけるマドリー、アマンシオ・アマロのマドリーがそこにあった」と、試合当日に亡くなったことが発表されたレジェンドを引き合いに出しながら、伝統の力を指摘した。
現地スペインのメディアも、その戦いぶりを驚きをもって伝えている。マヌエル・ハボイス記者はエル・パイス紙のコラムで、「2点のビハインドを背負って逆に意気が揚がったマドリーと、同点に追いつかれて崩れ落ちたリバプール。その差が試合の勝敗を分ける分岐点となった」と、マドリーが心理戦で優位に立ったと解説している。
一方、『AS』紙のアルフレッド・レラーニョ記者は、「マドリーには選手がいる、胆力がある、欲望がある。ヴィニシウスの容赦ないスピード、モドリッチのタクト、ベンゼマの蜂の一刺し、ナチョの犠牲精神……。なにもかもひっくるめてのマドリー、ヨーロッパにおけるマドリー、アマンシオ・アマロのマドリーがそこにあった」と、試合当日に亡くなったことが発表されたレジェンドを引き合いに出しながら、伝統の力を指摘した。
バルセロナに勝点7差をつけられラ・リーガ連覇には黄信号が点っているが、舞台がヨーロッパに移ると、無類の勝負強さを発揮するのがマドリーの真骨頂だ。今シーズンもCL優勝候補の一角――。そう強烈に印象付ける歴史的な勝利だった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部