ティエリ・アンリ氏が、ベルギー代表のコーチとして指導したロメル・ルカクについて語った。英紙『Mirror』が２月24日付けで伝えている。
ルカクは2021年夏、１億1500万ユーロ（約160億円）もの移籍金でインテルから古巣チェルシーへ加入するも、期待通りの活躍を見せられず。同年12月には当時のトーマス・トゥヘル監督への批判とも取れる発言をし、世間を騒がせた後、昨夏にレンタル移籍という形でインテルへ復帰していた。
ただ、今シーズンも怪我の影響もあり、セリエAでの先発は６試合止まり。奪ったのは２ゴールのみで、それも１つはPKからだ。流れの中からのゴールとなれば開幕戦まで遡る。昨シーズンに続き苦戦を強いられるなか、フランス代表とアーセナルのレジェンドは米ネットワーク『CBS Sports』で教え子に言及し、そもそもチェルシー行きに反対だったと明かした。
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そもそもチェルシー行きに反対していた
「彼がチェルシーに行った時に話し合いをしたんだ。『チェルシーでプレーするのは難しいだろう』と言ったよ。その理由はトゥヘルのプレースタイルだ。ロムは自分のいる場所に留まることを好む。トゥヘルが望んでいた９番とは違うタイプだからね」
今後に関しては「彼は（チェルシーの現指揮官グレアム・）ポッターが志向するスタイルにフィットするのだろうか？」と疑問を呈し、レンタルバックの可能性は低いと伝えた。
「彼はどうしたいんだろう？ 戻りたいとは思っていないだろう。インテルに残りたいはずだ。だがインテル側が戻したいと思っているならば、そこで少し衝突が起こるかもしれない」
今年５月に30歳となるルカク。30代で迎える来シーズンはいったいどこでプレーするのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】ルカクは一体どこにいる？あまりの存在感の無さ…チェルシーの2022年元日投稿
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「彼はどうしたいんだろう？ 戻りたいとは思っていないだろう。インテルに残りたいはずだ。だがインテル側が戻したいと思っているならば、そこで少し衝突が起こるかもしれない」
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