メジャーリーグサッカー（MLS）は２月25日に新シーズンを迎える。開幕を前にMLSの公式サイトが、「MLSチームがスカウトすべき８選手」として注目選手を地域別に紹介している。

　アジアとアフリカ地域から合わせて８選手がピックアップされ、そのうちJリーグからは３選手が選ばれた。

　１人目は湘南ベルマーレのFW町野修斗だ。カタール・ワールドカップの日本代表メンバーにも名を連ねた点取り屋は、「13ゴールを挙げ、J１リーグ得点ランキング２位の成績を収めた。オフ・ザ・ボールの動き、空中戦の強さ、左右両足でのシュート力を併せ持つ彼は、危険な９番である。適切なオファーであれば、MLSのチームは前線に加えられるだろう」と推薦されている。
 

　続いて選ばれたのは、川崎フロンターレのMF脇坂泰斗。２年連続でJリーグのベストイレブンにも選出されているゲームメーカーについては「脇坂のプレーを見ると、魅了される。巧みな右足と加速力を持つこの27歳は、中盤の中央で見る者を楽しませてくれる。狭いスペースを抜け出し、パスとドリブルでラインを破ることができる」と称賛された。

　最後に選出されたのは鹿島アントラーズのFW鈴木優磨だ。昨シーズンから鹿島に復帰し、攻撃を牽引するストライカーは「攻撃に多くのものをもたらしてくれる。そのスピードで相手DFを打ち負かし、ゴール前に侵入してシュート、チャンスメイクができる。また、空中戦の能力も高く、ボックス内でのオプションとなる」と評価されている。

　日本以外では韓国からFWイ・スンウ（水原FC）、セルティック移籍が決まったFWオ・ヒョンギュ、FWチョ・ギュソン（全北現代モータース）、アフリカからはFWアーメド・サイード（アル・ザマレク）、MFアリウ・ディエング（アル・アハリ）が選ばれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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