ボルダラス、チッチ、さらにはハリルホジッチの名も
周辺がさらに騒がしくなってきた。韓国代表監督の後任人事を巡るドタバタ劇だ。
現地1月22日、韓国の通信社『聯合ニュース』が新たなニュースを提供した。かつてJ1のヴィッセル神戸を率い、現在はフリーのトルステン・フィンク氏の代理人が“逆オファー”を提示したという。同メディアは折からの新監督探しを追うなかで、ドイツに拠点を置く代理人に接触。文書で回答を得た際に、なんとフィンク氏を次期代表監督に推す内容が記されていたのだ。
代理人は「私はKFA(大韓サッカー協会)から正式なオファーを受け取っていない」と前置きしたうえで、「このレベルの代表チームを率いることは、指導者としての究極の到達点だ」と綴り、次のように続けた。
「ドイツ人指導者はいまや世界最高と評価されている。なかでもフィンクと韓国代表の相性はきっといいはずだ。昨今、外国で指揮を執るならば、フットボールを取り囲む社会的および文化的背景を理解することはきわめて重要である。彼は東アジアでの経験が豊富だ」
現役時代は主にバイエルン・ミュンヘンでセントラルMFとして活躍したフィンク氏。指導者に転身してからはバーゼル(スイス)、ハンブルク(ドイツ)、オーストリア・ウィーン(オーストリア)などで辣腕を振るい、神戸ではコーチを経て2020年に監督を務め、天皇杯制覇に導いた。直近ではサウジアラビアのアル・ナスルを指導していたが、昨年11月に解任されている。
『聯合ニュース』が関心を寄せるのは、フィンク氏がハンブルク監督時代に若きソン・フンミンを指導した点だ。「ソンを全面的にサポートした元恩師だ。2012―13シーズンに12点を奪った彼はその後、大きく羽ばたいていった」と記し、「神戸時代にはカタール・ワールドカップの韓国代表である(GKの)キム・スンギュも指導した」と伝えている。
現地1月22日、韓国の通信社『聯合ニュース』が新たなニュースを提供した。かつてJ1のヴィッセル神戸を率い、現在はフリーのトルステン・フィンク氏の代理人が“逆オファー”を提示したという。同メディアは折からの新監督探しを追うなかで、ドイツに拠点を置く代理人に接触。文書で回答を得た際に、なんとフィンク氏を次期代表監督に推す内容が記されていたのだ。
代理人は「私はKFA(大韓サッカー協会)から正式なオファーを受け取っていない」と前置きしたうえで、「このレベルの代表チームを率いることは、指導者としての究極の到達点だ」と綴り、次のように続けた。
「ドイツ人指導者はいまや世界最高と評価されている。なかでもフィンクと韓国代表の相性はきっといいはずだ。昨今、外国で指揮を執るならば、フットボールを取り囲む社会的および文化的背景を理解することはきわめて重要である。彼は東アジアでの経験が豊富だ」
現役時代は主にバイエルン・ミュンヘンでセントラルMFとして活躍したフィンク氏。指導者に転身してからはバーゼル(スイス)、ハンブルク(ドイツ)、オーストリア・ウィーン(オーストリア)などで辣腕を振るい、神戸ではコーチを経て2020年に監督を務め、天皇杯制覇に導いた。直近ではサウジアラビアのアル・ナスルを指導していたが、昨年11月に解任されている。
『聯合ニュース』が関心を寄せるのは、フィンク氏がハンブルク監督時代に若きソン・フンミンを指導した点だ。「ソンを全面的にサポートした元恩師だ。2012―13シーズンに12点を奪った彼はその後、大きく羽ばたいていった」と記し、「神戸時代にはカタール・ワールドカップの韓国代表である(GKの)キム・スンギュも指導した」と伝えている。
年明けからKFAは新たに設置した「代表チーム強化委員長」のポストに、ドイツ出身のミヒャエル・ミュラー氏を指名した。はたして今回の報道を受けて、同胞の指揮官から届いたラブコールにどう応えるのか。
カタール・ワールドカップ後にポルトガル人指揮官のパウロ・ベント氏が契約満了で退任。ミュラー氏は1月8日の会見で「次期監督の選定はまったくの白紙の状態から始まる。少しずつ絞り込んでいきながら、最適な人物を探し当てたい。当然、現時点で特定の候補者はいない。焦ってもいないし、3月(の国際Aマッチ)には間に合わないかもしれない」と展望を明かしていたが、海外からはチラホラとリクルート活動がキャッチされている。
前バレンシア監督のホセ・ボルダラス氏にKFAが公式オファーを出したと報じられるも、当人はラ・リーガでの指導を最優先に考えており、未経験の代表チームでの指導には関心が低いと見られている。カタール・ワールドカップまでブラジル代表を率いたチッチ氏もKFAから打診を受けたという。だがこちらは、すぐさま本人が断りを入れて立ち消えたようだ。ほかでは、元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏が候補に浮上したとの情報もある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【布陣図】2023年シーズン J1全18クラブのポジション別最新序列
【PHOTO】韓国女子代表が誇るビーナス、イ・ミナの可憐な厳選フォトをチェック!
カタール・ワールドカップ後にポルトガル人指揮官のパウロ・ベント氏が契約満了で退任。ミュラー氏は1月8日の会見で「次期監督の選定はまったくの白紙の状態から始まる。少しずつ絞り込んでいきながら、最適な人物を探し当てたい。当然、現時点で特定の候補者はいない。焦ってもいないし、3月(の国際Aマッチ)には間に合わないかもしれない」と展望を明かしていたが、海外からはチラホラとリクルート活動がキャッチされている。
前バレンシア監督のホセ・ボルダラス氏にKFAが公式オファーを出したと報じられるも、当人はラ・リーガでの指導を最優先に考えており、未経験の代表チームでの指導には関心が低いと見られている。カタール・ワールドカップまでブラジル代表を率いたチッチ氏もKFAから打診を受けたという。だがこちらは、すぐさま本人が断りを入れて立ち消えたようだ。ほかでは、元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏が候補に浮上したとの情報もある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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