元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が１月22日、自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』で最新コンテンツを投稿。プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MFの三笘薫について語った。

　プレミアリーグ第20節の週間ベストイレブンに選ばれた三笘は、21節のレスター戦（２－２）では圧巻のミドルで１得点。25歳アタッカーの目覚ましい活躍ぶりを、闘莉王氏も喜ぶ。

「これからは期待するだけだから。本当に、ワールドカップでもっと使えば良かったんじゃないのかと、さらに思ってしまう。ワールドカップ後、またこうやって活躍してくれると嬉しい。さらに成長するってことなんですよ。ああやって騒がれたワールドカップ後に、こういった活躍をする。やっぱりどんどん進化し続けるんだなと改めて思ってしまう」

　今季からブライトンでプレーする三笘は、ここまで公式戦18試合に出場して５得点・２アシスト。「どんどんプレミアの雰囲気、プレミアの風に慣れてきて、自分らしさが出てきたのかなと。さらに期待は大きくなる」と闘莉王氏も今後を楽しみにしている。

　そんな三笘にはビッグクラブへの移籍の噂が絶えないが、闘莉王氏は「ワンシーズンを全部通して活躍してくれると、ビッグクラブへの移籍も可能」という考えだ。
 

　具体的な移籍先候補として、チェルシーやトッテナム、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドが「面白い」と見ている。ただ、たとえビッグクラブへの移籍が実現したとしても「問題が１つ」と見解を示す。

「優勝争いをしないチームで活躍するのと、優勝争いをするチームの11人はまた違いますよ。プレッシャーも違いますし、いろんな圧力がかかって、いろんな期待があって、その期待に応えなきゃいけないっていう、自分自身へのプレッシャー。これはとてつもない大きなことなんで」

　だからこそ、さらなる進化につながるのも、また事実。「ビッグクラブへ行ってから、また新たな世界なんでね。それが僕は楽しみ。それができるようになると、大物と言えると思いますよ」と、三笘のポテンシャルに期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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