プレミアリーグのご意見番２人が、クリスティアーノ・ロナウドの移籍にモノ申した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　37歳のス―パースターは、イギリスの人気司会者ピアーズ・モーガン氏から受けたインタビューで、マンチェスター・ユナイテッドを公然と批判。その結果、カタール・ワールドカップ期間中に同クラブからの退団を余儀なくされた。

　新天地が注目を集めていたなか、12月31日にサウジアラビアのアル・ナスルがC・ロナウドの獲得を発表。契約期間は2025年６月までの２年半で、年俸はコマーシャル料などを含めて総額２億ユーロ（約280億円）近くになると言われている。

　このビッグニュースを受け、かつてユナイテッドで共闘した元イングランド代表DFガリー・ネビル氏は、こう訴えている。

「彼はヨーロッパに残りたがっているように感じた。金額があまりに莫大で、他のクラブは手を出さなかったのだろう。私にとっては悲しい要素もある。トップレベルのロナウドの最後だからね。オールド・トラフォードで終わりを迎えなければならなかったが、クリスティアーノはサウジでキャリアを終えるようだ」
【動画】「ユナイテッドの進化は“ゼロ”だ」C・ロナウドの衝撃インタビュー前編

　また、リバプール一筋で活躍した元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏も、「彼にとっては悲しい結末だ」と同じ意見を述べている。

「ロナウドはピアーズ・モーガンとのインタビューでキャリアを終え、（リオネル・）メッシはワールドカップで優勝したんだ」

　OBの見立て通り、サッカー界に金字塔を打ち立てたC・ロナウドの輝かしいキャリアは、アジアで終止符が打たれるのだろうか。それとも欧州復帰はあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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