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【森保ジャパンW杯通信簿】最高評価の「S」に輝いたのは?奮闘したCBや軸を担ったボランチら全26選手を査定

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2022年12月07日

谷口はワールドカップ初出場ながら力強い出来

ベスト8進出はならなかったが、ドイツ、スペインを破る躍進を果たした日本。大きなインパクトを残した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 カタール・ワールドカップで4試合を戦った森保ジャパン。数々の激闘を繰り広げた各選手はどんなパフォーマンスを見せたのか。ここでは26選手全員を5段階(S、AA、A、B、C※未出場の選手は「ー」)で評価した。

――◆――◆――

【GK】
■評価:―

Eiji KAWASHIMA
川島永嗣
・成績:0試合(先発0試合)・0失点
・所属クラブ:ストラスブール(フランス)
・生年月日:1983年3月20日(39歳)
・平均採点:-
過去3大会で正守護神を務めた39歳は、レギュラー取りを目指しつつ、シュミットともに権田をサポート。ひとりのプレーヤーとして背中で語りながら、必要とあらばチームに落ち着きをもたらした。大会後にはこのチームでもっと勝ちたかったという想いを吐露。


■評価:AA
12
Shuichi GONDA
権田修一
・成績:4試合(先発4試合)・4失点
・所属クラブ:清水エスパルス
・生年月日:1989年3月3日(33歳)
・平均採点:6.25
ドイツ戦ではPK献上も、その後は鬼気迫るセービングで相手の決定機を幾度となくストップ!! コスタリカ戦の失点シーンはシュートを上手く弾き出せなかったが、彼がいたからこその躍進だろう。クロアチア戦はPK戦で敗れたとはいえ、この試合でも好守を見せた。


■評価:―
23
Daniel SCHMIDT
シュミット・ダニエル
・成績:0試合(先発0試合)・0失点
・所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
・生年月日:1992年2月3日(30歳)
・平均採点:-
権田、川島と定位置を争いながら、GK3人組のひとりとして絆を深めた。一部で待望論が囁かれたように高身長とともに能力は確か。「ここにいられるだけで幸せだった」と語った初のワールドカップの空気を肌で感じ、今後どう進化するか楽しみだ。

 
【DF】
■評価:B

Miki YAMANE
山根視来
・成績:1試合(先発1試合)・0得点
・所属クラブ:川崎フロンターレ
・生年月日:1993年12月22日(28歳)
・平均採点:6.00
コスタリカ戦の先発を任され62分までプレー。初のワールドカップのピッチでイエローカードを受けたものの、厳しく寄せて相手にプレッシャーをかけ続けた姿勢は印象的だった。本人曰く「準備の大切さを学んだ」とのこと。真骨頂の攻撃センスを発揮する場面も見たかったが、それはお預けに。


■評価:A

Shogo TANIGUCHI
谷口彰悟
・成績:2試合(先発2試合)・0得点
・所属クラブ:川崎フロンターレ
・生年月日:1991年7月15日(31歳)
・平均採点:6.50
31歳にして「最後のチャンス」として臨んだ今大会、スペイン戦で先発として念願の世界デビューを飾り、3バックの左で奮闘すると、クロアチア戦でもスタメン出場。Jリーガーでも通用することを証明した意味は非常に大きく、山あり谷ありだった彼のこれまでの歩みを振り返れば、その姿は感涙ものだった。


■評価:AA

Ko ITAKURA
板倉 滉
・成績:3試合(先発3試合)・0得点
・所属クラブ:ボルシアMG(ドイツ)
・生年月日:1997年1月27日(25歳)
・平均採点:6.33
世界的に評価を上げたひとりだろう。ピッチ外では持ち前の“滉スマイル”と高いコミュニケーション能力で周囲を明るくする元気印であるとともに、ピッチに立てば激しく、クレバーに相手の攻撃を跳ね返した。吉田らとのコンビネーションも日に日に向上。悔いたのは累積警告によってクロアチア戦に出場できなかったことだ。


■評価:A

Yuto NAGATOMO
長友佑都
・成績:4試合(先発4試合)・0得点
・所属クラブ:FC東京
・生年月日:1986年9月12日(36歳)
・平均採点:5.89
「ブラボー!!」「コラージョ!!」と叫びまくり、メディアの前ではポジティブ発言を連発。自らにプレッシャーをかけ、チームを盛り上げる様には頭が下がる。三笘とのバトンタッチが恒例となったが、先発としてピッチでも粘り強く、熱く戦い続けた。今後の去就は?


■評価:A
16
Takehiro TOMIYASU
冨安健洋
・成績:3試合(先発1試合)・0得点
・所属クラブ:アーセナル(イングランド)
・生年月日:1998年11月5日(24歳)
・平均採点:6.17
クラブ同様、怪我がちで出場機会が限られたのが残念。それでもグループリーグではドイツ戦とスペイン戦の後半に出場し、さすがのパフォーマンス。特に右ウイングバックとして相手を封じたスペイン戦では称賛の声を集めた。クロアチア戦は120分を戦い抜いたが、悔しそうな表情。


■評価:A
19
Hiroki SAKAI
酒井宏樹
・成績:2試合(先発1試合)・0得点
・所属クラブ:浦和レッズ
・生年月日:1990年4月12日(32歳)
・平均採点:6.00
先発したドイツ戦では後半にSBから右ウイングバックに移りチームの反撃にひと役買った。一方でその後は左太ももの負傷で別メニュー調整が続き、コスタリカ戦とスペイン戦は欠場。なんとか間に合ったクロアチア戦では気持ちの強さを示した。戦える“漢”だった。


■評価:AA
22
Maya YOSIDA
吉田麻也
・成績:4試合(先発4試合)・0得点
・所属クラブ:シャルケ(ドイツ)
・生年月日:1988年8月24日(34歳)
・平均採点:6.00
不可欠なリーダーは過去2大会の経験をもとにチームをコントロール。若手の意見を汲みながら時に周囲を叱咤激励。コスタリカ戦の失点につながった曖昧なパスは反省もゴール前で身体を張った。だがクロアチア戦では無念のPK失敗。翌日の涙を堪えながら取材に応じた姿が鮮明に残る。4年を懸けてきた男の覚悟がそこには見えた。


■評価:C
26
Hiroki ITO
伊藤洋輝
・成績:1試合(先発0試合)・0得点
・所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ)
・生年月日:1999年5月12日(23歳)
・平均採点:5.50
コスタリカ戦の後半頭から3バックの一角として登場。攻めるのか守るのか難しい状況で、失点に絡んだプレーは課題として挙げられるだろう。それでも期待のレフティはこの壁を乗り越えて羽ばたいてくれるはずだ。


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