クリスティアーノ・ロナウド（マンチェスター・ユナイテッド）からまさかの攻撃を受けたウェイン・ルーニー（DCユナイテッド監督）が、思いを明かした。英メディア『GIVE ME SPORT』などが伝えている。

　C・ロナウドは先日のインタビューで、「クラブが自分を追い出そうとしていると感じるか？」との問いに、「監督（エリク・テン・ハーフ）だけでなく、クラブの周囲にいる２～３人の男たちにもだ。裏切られていると感じた」と答えれば、「彼（テン・ハーフ）が僕に敬意を示さないから、僕は彼を尊敬していない」と衝撃発言。

　また、かつてユナイテッドで共にプレーした盟友を猛批判。ルーニーは以前「クリスティアーノは、ただ頭を下げて仕事をし、監督が必要とする時にプレーできるように準備しないと。そうでなければ不要な邪魔者になるだろう」などと語っていたなか、以下のように反論した。

「僕を批判する理由がよく分からない。おそらく30代でキャリアを終えたからだろう。僕はまだ高いレベルでプレーしている。彼より良い顔をしているなんて言うつもりはない、それは事実だからね。批判するのは簡単だ。もっと有名になるために、批判しなければならないテレビの仕事があるのだろうか。本当に理解できない。彼らはバカじゃないから（自分の名前を）利用しているんだと思う」
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　2000年代に黄金コンビとして一時代を築いた２人の“仲間割れ”は、世界中で話題となるなか、ルーニー本人が反応。17日に取材に応じた際に、「彼は素晴らしい選手だ。彼と（リオネル・）メッシは、おそらくこのゲームのベストプレーヤーだ」とリスペクトを込めつつも、自分への攻撃は的外れだと訴えている。

「批判ではない。私の発言は、年齢は誰にでも訪れるもので、クリスティアーノはその現実に対処するのが難しいと感じているということだ。彼はインタビューに答え、それが世界的に広まった。奇妙なコメントもあるね。ユナイテッドはインタビューの全文を見れば問題に対処し、取るべき行動を取ると確信している」

　なお、ユナイテッドは18日に声明を発表。「今朝、クリスティアーノ・ロナウドが応じたメディアインタビューに対する適切な対応を開始した。このプロセスが完了するまでは、これ以上のコメントは控えさせていただく」と伝えている。

　C・ロナウドは現在、ポルトガル代表として、カタール・ワールドカップへの準備を進めており、クラブを離れている。ただ、大会後に戻ってくる場所はないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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