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「チグハグしている印象を受ける」ブラジルメディアの日本通記者がカナダ戦の森保Jを辛口評価!「2018年ベルギー戦以来の、屈辱的な逆転劇」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年11月18日

「日本が得たのは相馬と柴崎の好調くらい」

途中出場の吉田(22番)を入れたフォーメーション変更も上手く機能せず。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間11月17日、アラブ首長国連邦(UAE)のアルマクトゥーム・スタジアムで日本代表とカナダ代表の親善試合が行なわれ、日本は1-2の逆転負けを喫した。

 ブラジル・メディア『globo』の日本通、チアゴ・ボンテンポ記者もこの試合を見守っていたようだ。「日本代表は4年ぶりの逆転負けを喫した。2018年ロシア・ワールドカップのラウンド・オブ16でベルギーと対戦し、運命の敗退を喫して以来の屈辱的な逆転劇を味わったのだ」と伝えている。

「きっと彼らはこの試合で、大会前にあまり前評判を高くしないことを心掛けているのだろうと思えた。それに、森保一監督は、この日は冨安健洋や守田英正といった主力を休ませ、スタメンは板倉滉や浅野拓磨ら怪我から復帰したばかりの選手たちの状態を見ることを目的にすると予告していた。だが、ジョン・ハードマン監督が率いるカナダは“フルメンバー”に近いラインナップだったことが、日本にとっては不幸だった」
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 そして、「結局、この親善試合は37年ぶりにW杯に復帰し、現在北米で最も良いチームであるカナダのモチベーションを高めるだけの一戦だった。エキサイティングなことは何もない。日本が得たものは、相馬勇紀と柴崎岳の好調くらい」と手厳しく評している。

 ちなみに、10点満点の採点では、スコアラーの相馬、アシストした柴崎、そして途中出場の鎌田大地に「6.5」が付いている。一方、最低評価となる「4.0」がついたのは、後半アディショナルタイムにPKを献上した山根視来だ。寸評では「HTから出場し、バラバラなプレーをした。後半は柴崎のスルーパスから絶好のチャンスを得たが、シュートはポストに弾かれた。その直後にドリブルで侵入され、カナダが勝利をもぎ取るPKを与えてしまい、“悪役”となった」としている。

 また、森保監督には「5.0」を付け、このような寸評が添えられている。

「全体的に攻撃、守備ともにコレクティブなパフォーマンスができていなかった。前線でボールを奪い返しても得点チャンスに結びつけられず、不安定なセットプレーのディフェンス。そして後半のフォーメーション変更も上手くいかず、チグハグしている印象を受ける」

 森保ジャパンのカタール・ワールドカップ初陣となるドイツ戦は23日。果たして、この試合で浮かび上がった課題を、日本の選手たちは解消することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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