話題を集めている新スポーツくじ、「WINNER」。指定された13試合のホームチームの結果を自分で予想するtoto、試合結果をコンピュータがランダムに選択するBIGと違い、１試合のみのスコアを予想するのが特徴だ。

　Ｊリーグを全試合配信しているDAZNと、サッカーダイジェストWebを含む複数のサッカーメディアでは、Ｊ１リーグ第34節の全９試合のスコアを予想する企画を実施。弊サイトでは、神戸対横浜、柏対湘南、札幌対清水のプレビューとあわせて紹介する。

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神戸　０―２　横浜
　２位の川崎に勝点２差、得失点差11をつけている首位の横浜は、勝てば文句なし、引き分けでもほぼ３シーズンぶりの優勝が決まる。終盤に下位のG大阪、磐田に連敗し、状態が危ぶまれたものの、前節は浦和に４―１で快勝。横浜らしいプレッシングと攻撃の破壊力を見せつけ、本来のパフォーマンスを取り戻した。

　残留争いをしているG大阪や磐田との試合では、圧倒的に攻め込みながら守備を固める相手を崩せなかったが、すでに残留を決めているタレント軍団の神戸がベタ引きするとは考えにくい。横浜にとっては与しやすい相手と言えるかもしれない。

　とはいえ、その神戸は目の前で優勝は決められたくないだろう。前節に復帰したイニエスタの起用法も注目され、この天才MFの魔法のキックが試合の流れを変える可能性もある。


柏　１－２　湘南
　気掛かりなのは９戦勝ちなしの柏の状態だ。大量失点をすると、守備を厚くする対策を打つきらいがあり、その分重心が下がって攻撃力も低下してしまう悪循環に陥っている。守備を固めても、水際で防ぎきれないケースが少なくなく、引退を表明したバンディエラの大谷秀和を白星で送り出すのは簡単ではなさそうだ。

　一方の湘南はこの試合に敗れると、他会場の結果次第でＪ１参入プレーオフに回る16位に転落してしまうため、モチベーションは高い。毎シーズン、残留が懸かったシーズン終盤に粘り強さを発揮できるのがチームの特長で、得点源のFW町野修斗、３バックを統率する山本脩斗と攻守のキーマンも好調。勝点３を奪った残留を決めると予想した。
 

札幌　３－２　清水
　現在17位の清水は絶対に勝星がほしい状況だが、ここ６試合勝ちなしと勝ちきれない試合が続き、チーム状態は決して良くない。現在得点ランクトップの13ゴールを挙げているチアゴ・サンタナの存在は心強いが、逆に言えば、このエースを抑えられると苦しくなる。

　一方の札幌はここ７戦１敗と上り調子。際立つのが攻撃陣の好調ぶりで、とりわけ故障から復帰後、アクセントになっているFW小柏剛に注目だ。

　チーム状況を考慮して札幌の勝利としたが、すなわちそれは清水の降格を意味するだけに、予想を覆す結果に期待したい。

その他のカードの結果予想
鹿島　１－１　G大阪
浦和　１－２　福岡
FC東京　１―２　川崎
磐田　０－０　京都
C大阪　１－１　名古屋
鳥栖　０－２　広島

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部