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「W杯への扉は開いている」板倉滉の“代表メンバー入り”が見えてきた? 現地メディアが報道「ボルシアMGは複雑だが…」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年10月25日

指揮官は「順調に進んでいる」と明かす

戦列を離れ、実戦復帰に向けたリハビリに取り組んでいる板倉。(C)Getty Images

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 ブンデスリーガのボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、現在戦線を離脱している。9月に膝の靭帯を損傷し、実戦復帰を目ざしてリハビリ中だ。

 日本のファンが注視しているのは、はたして板倉がカタール・ワールドカップに間に合うのかどうか。現地誌『kicker』は「負傷した板倉に、ワールドカップが見えてきた」と伝えている。

「彼は現在、軽いトレーニングには復帰しているが、おそらく今年いっぱいはボルシアMGでプレーしない。だが、それは必ずしも日本人選手としてのワールドカップ離脱を意味していない。

 ダニエル・ファルケ監督が強調したように、11月20日に開幕するカタール・ワールドカップのため、選手たちがリーグ中断中にプレーすることはない。だが、日本代表としてワールドカップに参加する板倉に“抜け道”があるのは明らかだ」
【画像】「より良くなってる」ドイツでリハビリに励む、直近の板倉の姿をチェック!
 ファルケ監督は負傷者の状況を明かした際に板倉についても触れ、「最初のランニングを終え、(復帰へのプロセスは)順調に進んでいる」とコメント。一方で、「金曜日、板倉は痛めた膝に副木を巻いてピッチを走った。それ以上でもそれ以下でもない」とも話している。いずれにせよ、すぐに実戦復帰できる状態ではないようだ。

 これを受けて『kicker』誌は「日本での報道によれば、板倉が大会開幕までにプレーできる見込みがあれば、実戦復帰していなくても、森保監督は彼を指名する意向があるという」と伝えた。ただその”招集”について、クラブは何ともいえない感情を抱いていることも記している。

「ボルシアMGは複雑な思いでこの展開を受け止めている。いずれにせよ、板倉が慣れ親しんだニーダーラインの地で復帰に向けて努力を続け、ワールドカップに参加し、年明けのリーグ再開時に少しでもピッチに立てるようにするのが理想的だ。この怪我が原因でワールドカップの夢が断たれるようならば、非常に残念である」

 DFも中盤もこなせる板倉は、日本代表での復帰が切望されているひとりだ。11月1日の代表メンバー発表に、その名前は入っているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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