toto、BIGに続く第３のスポーツくじ「WINNER」。指定された13試合のホームチームの結果を自分で予想するtoto、試合結果をコンピュータがランダムに選択するBIGと違い、１試合のみのスコアを予想するのが特徴だ。
 
　Ｊリーグを全試合配信しているDAZNと、サッカーダイジェストWebを含む複数のサッカーメディアでは、10月12日に開催されるＪ１リーグ全５試合のスコアを予想する企画を実施。弊サイトでは、川崎対京都　FC東京対C大阪、横浜対磐田のプレビューとあわせて紹介する。
 
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川崎 ２－１ 京都
 　川崎は前節の清水戦に苦しみながらも３－２で勝利。首位の横浜が降格圏にいたG大阪に敗れたことで優勝への望みが繋がり、その差は残り３試合で５ポイントに縮まった。モチベーションは高いはずで、勝点３を手にすると見る。
 
　とはいえ、簡単な試合にはならないだろう。川崎はFWレアンドロ・ダミアン、MFチャナティップ、MF大島僚太、GKチョン・ソンリョンら故障者が続出し、チーム状況が苦しいのに変わりはない。
 
　心強いのは、MF家長昭博とFW小林悠というベテランコンビの存在だろう。ここまで得点ランクで２位タイの11ゴールを挙げている前者は、抜群のテクニックを披露し、終盤戦に入ってもハイパフォーマンスを継続。清水戦で決勝点を決めた後者も、３試合連続ゴール中と、L・ダミアンの穴を埋める活躍を見せている。
 
　対する京都は、５月の対戦で川崎に１―０で勝っている。とはいえ、序盤戦でゴールを量産した38歳のピーター・ウタカが失速し、得点力不足は明白。ここ11試合で複数ゴールは１回のみだ。川崎の攻撃力を考えると、白星の可能性は高くないだろう。
 
 
FC東京　０－１　C大阪
　４位のC大阪と７位のFC東京と対戦は、ロースコアで前者が勝つと予想した。アジア・チャンピオンズリーグ出場権が得られる３位の広島とは、１試合消化が少ない状態で４ポイント差。22日にはその広島とのルヴァンカップ決勝も控えており、モチベーションや緊張感がより高いと見立てた。
 
　なかでも注目したいのは、MFの清武弘嗣だ。故障から復帰後はベンチスタートとなる試合も少なくないものの、出場すればタメを作って攻撃の起点となっている。どちらかと言えば、縦に速い攻撃の多い両チームの対戦で、違いを作り出すのではないか。
 
 　一方のFC東京は塚川孝輝や安部柊斗ら中盤がいい働きをしているものの、頼みのFWディエゴ・オリヴェイラが２か月以上のゴールから遠ざかっているのが気掛かりだ。安定感抜群の敵守護神キム・ジンヒョンの牙城を破るのは、簡単ではないかもしれない。
 

横浜　２－０　磐田
　前節は17位のG大阪に不覚を取り、無敗だったホームでまさかの黒星を喫した横浜。再び日産スタジアムで行われる試合で、同じ過ちは繰り返せない。
 
　２位の川崎には勝点５差に詰め寄られたものの、圧倒的に優位な状況なのは変わりがなく、この試合でもプレッシャーはそれほど掛からないはずだ。奮起を期待したいのが、そのG大阪戦で無得点に終わったアタッカー陣。故障から復帰した西村拓真が攻撃に勢いをもたらせるか。
 
　かたや磐田は、残留に向けて文字通り崖っぷちの状態。勝ちきれなかったものの、前節に鹿島から３ゴールを奪った攻撃は機能しただけに、守備陣が横浜の猛攻をどれだけ凌げるかが鍵となりそうだ。
 
その他のカードの結果予想
浦和 ３―２ 札幌
神戸 ２－１ 湘南

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部