ジャック・グリーリッシュが、度々自身に批判を浴びせるグレアム・スーネス氏に反論した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　27歳のイングランド代表MFは昨夏、鳴り物入りでマンチェスター・シティへ加入するも、プレミアリーグでの得点はわずか３点止まり。移籍金１億ポンドと背番号10の価値を証明するには至らなかった。真価が問われる２年目もやや低調なスタートとなるなか、今月17日のウォルバーハンプトン戦でようやく初ゴールを奪っている。

　かつてリバプールなどで活躍したスーネス氏は先日、いまいち調子の上がらないグリーリッシュに対し、2021年に１億ポンドの記録的な移籍をして以来、改善されていないと主張。７月には「すぐに学ぶ選手ではない」と指摘していた。

　そうした発言は本人の耳にも届いているようだ。23日に行なわれるネーションズリーグのイタリア戦を前に、「彼が僕と何の問題があるのか分からない。いつも僕について色々と言ってくる」と不快感を露わにしている。
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「僕はあまり（ニュースを）読まないようにしている。彼がスカイスポーツに出演しているときは（無視するのは）大変だし、練習場のあちこちで見かけることもある。彼は明らかに偉大な選手で、多くの勝利を収めたが、僕についての発言が何なのか、彼が抱えている問題が何なのかは分からない。

　もちろん、僕がいいプレーをしていなければ、常に（批判する）人たちがいるものだ。僕はいつも自分の試合を振り返る。自分自身に対してとても批判的だ。特に昨シーズンの後半は、全くベストな状態ではなかったと思っている。僕はただ、自分のパフォーマンスを発揮するために頑張るしかない」

　グリーリッシュはさらに「パフォーマンスへの批判が精神的に影響するか」と問われた際には、こう答えている。

「おそらく、僕よりも家族に影響があると思う。最近は、ソーシャルメディアや評論家など、色々な人が色々言うようになった。それに対処する方法を学ばなければならない。もし僕の母親や父親が言ったことなら、もっと耳を傾けるだろうね」

　勝負の２年目は、スーネス氏を黙らせる活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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