今年度で94回目を迎える全国高校サッカー選手権大会。早い地区では７月から都道府県予選が始まっているが、いよいよ10月下旬からは代表校を懸けたクライマックスの戦いに突入する。
 
　最も早く代表校が決まるのは、10月24日に決勝が行なわれる青森、秋田の２県。青森は、今年も青森山田が揺るぎない最有力候補だが、インターハイ決勝で青森山田を相手に粘り強い守備で善戦した八戸学院光星も侮れないチームだ。秋田は、秋田商、新屋、西目を中心に混戦模様だ。
 
　11月15日には、千葉、静岡、福岡などの激戦区を含む10地区で出場校が決まり、48代表校が出揃う。今夏のインターハイ決勝で雌雄を決した東福岡、市立船橋が夏に続く全国出場を決めるのか、それとも両者に待ったをかけるチームが現われるのか、見どころは尽きない。
 
　10月１日（木）発売の『高校サッカーダイジェストvol.12』では、今年の「冬の選手権 全国48地区予選 完全プレビュー」を特集している。全48地区の戦力分析レポート、注目校訪問、今大会の注目プレーヤーの声などをお届けする。
 
　この一冊で試合観戦の準備はOK。未来のスター候補生たちのプレーに注目してほしい。

　予選の日程は以下のとおり。

第94回全国高校サッカー選手権大会 都道府県予選