広島と長崎から平和を強く祈念するピースユニフォームを発表!

カテゴリ:高校・ユース・その他

2022年08月01日

怖さも表現した8年目のピースユニフォーム

広島と長崎の2022平和祈念ピースユニフォーム

画像を見る

 昨年に続き、広島市で開催される「HiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW PEACE MATCH」で、サッカー広島県選抜と長崎県選抜のジュニアユースチームが8月7日に対戦する。

 試合に先立ち、同大会のエキップメントパートナーであるデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、選手たちが着用する2種類のピースユニフォームを発表した。

 ヒュンメルは、被爆70年となる2015年に、当時ユニフォームをサプライしていたV・ファーレン長崎と共同で平和を祈念するユニフォームを発表して以来、毎年、スポーツを通して平和を考えるピースユニフォームをつくり続け、今年で8年目のピースユニフォーム発表となった。

 ピースマッチの発起人でもある松井一實広島市長は、今年のピースユニフォームの発表にあたり、「楽しむ中でありがたさを実感する大会に。難局にあっても希望を持って、みんなが楽しくプレーできるようにお願いします」とコメントを寄せている。
 

 広島県選抜と長崎県選抜の2つのユニフォームは、過去2回のピースマッチと同様、広島のユニフォームの前面には原爆ドーム、背面には平和祈念像を、長崎のユニフォーム前面には平和祈念像、背面には原爆ドームを配置。被爆地である広島県と長崎県が、同じ「核兵器のない世界」というゴールに向かって歩みを続けてきたことを受け、広島は長崎の、長崎は広島の平和への願いを背負うデザインとなっている。
 

 
 また、今年のユニフォームは、シャツ前面に太さの異なる斜線を複数入れることで、原爆の爆発後に降った強い放射能を持つ「黒い雨」を表現。合わせて、広島は午前8時15分、長崎は午前11時2分の被爆時間を示した時計をイラストで入れ、世界を一変させる恐ろしさを思い出し、原子爆弾が爆発する瞬間が再び訪れることのないように、平和を祈念する強い想いを込めている。

【関連記事】
広島と長崎の平和を祈念するピースマッチ 2年ぶりの開催が決定!
今年はユース世代が対戦!広島と長崎だからこそできる2年目のピースマッチ
広島文教高校86番のピースユニ収益が今夏のピースマッチに!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ