• トップ
  • ニュース一覧
  • カナダ代表、イランとの親善試合の中止を発表。2年前のウクライナ機墜落を巡り国内から批判続出。「嫌悪感」「遺族が苦しんでいるのに…」

カナダ代表、イランとの親善試合の中止を発表。2年前のウクライナ機墜落を巡り国内から批判続出。「嫌悪感」「遺族が苦しんでいるのに…」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年05月27日

「イラン政権を正当化するのに役立つだけだ」

バイエルンのアルフォンソ・デイビス(19番)らを擁し、36年ぶりにW杯に出場するカナダ。(C)Getty Images

画像を見る

 カナダ・サッカー協会は5月26日、来月5日にバンクーバーで開催が予定されていたカナダ代表対イラン代表のフレンドリーマッチを中止にすることを発表した。

 英公共放送『BBC』などが報じたところによれば、2020年1月にウクライナ国際航空752便が、イラン軍の傘下にあるイスラム革命防衛隊のミサイルによって墜落し、85人のカナダ人と永住者を含む176人の乗客と乗員全員が死亡した事件を理由に、国内でイラン戦開催に批判の声が高まっていた。

 記事によれば、ジャスティン・トルドー首相は24日に、このゲームは「悪いアイデア」だとし、イラン人が国内に入ることが許可されない可能性があると示唆した。

【PHOTO】ボーイフレンドはアルフォンソ・デイビス!美と強さを兼ね備えたカナダ女子FWジョーディン・ハイテマ!
 また、カナダの英国高等弁務官であり、752便の元特別顧問であるラルフ・グデール氏は25日、SNSで「カナダ・サッカー協会の行動には嫌悪感があり、組織の能力と価値観の両方に疑問を投げかけている」とツイート。下院議員のマット・ジェネルー氏とリチャード・氏は、「(事故の)補償を求めることを非難され、依然として遺族が苦しんでいるのに、イラン代表をホームに迎えるのは、イラン政権を正当化するのに役立つだけだ」と糾弾した。

 また、遺族は試合が開催された場合、スタジアムの外で抗議を行なう予定だったという。

 今年11月に開幕するカタール・ワールドカップで、36年ぶりの本大会出場を果たしたカナダは、グループステージで、ベルギー、クロアチア、モロッコと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!
【関連記事】
「ファーストタッチが上手いし、まじで柔らかい」南野拓実が練習で最も衝撃を受けたリバプールの同僚は?「今まで見た選手の中で一番…」
「安定してご活躍で」内田篤人が選んだ日本人欧州組の“MIP”は? 冨安や古橋ではなく…
「ほとんど認識不能」セルティック古橋亨梧、まさかの“変貌”に英国騒然!「まるで別人のようだ」
「すげえ…」カナダ女子のロッカールームは「ヤバいね!」。金メダル獲得に喜び爆発!【東京五輪】
予選で圧巻の9ゴール!36年ぶりのW杯出場を決めたカナダ代表の若きエース、デイビッドとは何者か【W杯の必見タレント】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ