現地時間５月22日に開催されたセリエAの最終節（第38節）で、首位のミランは11位のサッスオーロと敵地で対戦し、３－０と快勝。インテルとのデットヒートを制し、11シーズンぶり19度目のリーグ制覇を果たした。

　この結果、ミラン側が一斉に目の敵としたのが、ハカン・チャルハノールだ。そう、昨シーズンまで赤黒軍団で10番を背負いながら、契約満了で退団した昨夏、同じ街の宿敵インテルに移籍金ゼロで加入した、ミランにとっての“裏切り者”である。

　優勝決定の日の夜、ミラノ中心部のドゥオーモ広場に集まって勝利を祝ったファンの中には、トルコ代表MFのユニホームを焼き捨てたものも。また、ズラタン・イブラヒモビッチは、祝勝パレードの際に、オープンバスの上から「ハカンにメッセージを送ってやれ」と元チームメイトを挑発。群衆を過激に煽っていた。
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　そうしたなか、チャルハノールのインスタグラムも大荒れに。日本時間で今月12日に公開されたコッパ・イタリア優勝を報告する最新投稿には、ミラニスタと思われる人々から、以下のような皮肉めいたコメントが殺到している。
 

「セリエAを勝ち取ったのは俺たちだあああああ」
「君のおかげでスクデットが獲れたよ」
「マネー泥棒よ、君は今幸せかい？」
「あなたが裏切った元チームがスクデットを獲得するのを一緒に見よう」
「ミランがより大きな、最も名誉あるトロフィーを獲得する景色を楽しんで」
「インテルに行くのは優勝するためだ？」

　１つ前の投稿のコメント数が約2000に対し、最新投稿は２万超。そのほとんど全てが古巣のスクデット獲得後に書かれたものだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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