【SBSカップ】U-18日本代表FW一美和成(大津高)|課題克服の先にある「伸びしろ」への期待

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2015年08月15日

「動き出しやポジショニングなど、FWらしいプレーができていない」(一美)。

年代別代表に定着するなど急成長を見せる一美だが、FWとしてのプレーに自ら課題を口にする。 写真:安藤隆人

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 SBSカップ第2戦の静岡ユース戦で無得点に終わったU-18日本代表のFW一美和成(大津高/3年)は、苦悩の表情を浮かべていた。
 
 元々はCBだったが、平岡和徳総監督の「身体の強さやスピード、シュート力に期待した」との慧眼もあってFWへコンバートすると、昨年のインターハイでは得点源として大津高の準優勝に大きく貢献。さらに、大会前に行なわれた兵庫インターハイでも決定力の高さを見せつけるなど、この1年余りで一気にブレイクした。
 
 FWとしてまさに順調なステップを踏んでいるように見えるが、本人はこうも語る。
 
「動き出しやポジショニングなど、FWらしいプレーができていない。裏に行くのか、足もとで受けるのかの判断が、まだまだ甘いなと感じます」
 
 その言葉どおり、この試合ではゴール前の動きに課題が見られた。相手のギャップを突いて仕掛けてもコントロールミスでボールを失い、フリーでボールを受けてもシュートを打ち切れなかったりと、自らがイメージするプレーを体現できたとは言い難い。
 
「まだ足りないところだらけ。練習を積み重ねて、常に納得できるパフォーマンスを示せるように努力していきたいです」
 
 周囲から頼られる存在になるには、乗り越えるべき課題は多い。ただ逆に見ると、FWにコンバートしてわずか1年3か月ほどで、年代別代表に定着した能力には目を見張るものがある。
 
 だからこそ、たとえ課題があろうと、今後の"伸びしろ"に期待せずにはいられない。計り知れないポテンシャルを持つFWの成長が楽しみだ。 
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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