J１リーグは４月17日に、第９節の６試合を各地で開催した。

　開幕からいまだ勝利のない湘南ベルマーレは、ガンバ大阪のホームに乗り込んだ。相手の守備に苦戦し、なかなか決定機を得られず１点が遠かったが、試合終了間際の90分に山本脩斗がヘッドで劇的な決勝ゴール。１－０でG大阪を下した湘南が、待望の今季初勝利を手にしている。

　３連勝中のサンフレッチェ広島は、敵地でジュビロ磐田と対戦。先制されて迎えた46分に相手のオウンゴールで同点とすると、61分には満田誠がネットを揺らし、逆転に成功する。しかし89分、ファビアン・ゴンザレスのJ１初ゴールで追いつかれ、試合は２－２のドローで決着した。

　柏レイソルと京都サンガF.C.の一戦は、２－０で後者が快勝。13分に荻原拓也の得点で幸先よく先制すると、後半開始直後の48分にはピーター・ウタカが３試合連続ゴールとなる追加点を挙げ、最後まで無失点に抑えた京都が今季初の２連勝を飾った。

　鹿島アントラーズはホームで名古屋グランパスと激突。勝利すれば首位に浮上できる重要な一戦だったが、最後までゴールは生まれず。スコアレスドローで勝点１を分け合った。
 

　J１第９節の結果は以下の通り。

▼４月16日開催分
札幌 ０－０ FC東京
▼４月17日開催分
G大阪 ０－１ 湘南
鹿島 ０－０ 名古屋
鳥栖 ０－０ 清水
磐田 ２－２ 広島
福岡 ０－０ C大阪
柏 ０－２ 京都

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J１リーグ 順位表