フランクフルト以外への移籍の可能性は「かなり低い」
現地時間3月2日、ブンデスリーガのフランクフルトに所属する長谷部誠がオンライン会見に応じた。
すでに発表されている通り、今年6月末までの契約を2027年まで延長するという新契約を踏まえての会見となった。冒頭で自ら、選手として1年間の契約延長と、現役引退後のキャリアを含めた5年間の新契約を報告した38歳のベテラン戦士は、「選手として来シーズンもプレーできることを非常に嬉しく思います。2023年のシーズンが終わったら引退するかもしれないというニュースが出ましたが、その可能性は高いですが、やる可能性もまだあるので(笑)、まだ分からない状況です」と語った。
選手としての引退後は、「辞めるときに話し合うことになっている」と明かし、フランクフルトのトップチームのコーチや、新設されるU-23、U-21チームの指導者、U-19、U-17チームなど、様々な可能性があるようだ。
長谷部は現在、選手でありながらドイツでの指導者コース(B級ライセンス)を受講している。実際に指導者としてのキャリアを始めることについては「指導者としては、選手としての自分とは違うものが求められる。ただ、こっち(欧州)で長くやっているからといって指導者でうまくやれるのかは、別の話だなと思っている。ただ、チャンスがあるならトライしたい」と指導者としての道を選択する可能性が高いことを窺わせた。
すでに発表されている通り、今年6月末までの契約を2027年まで延長するという新契約を踏まえての会見となった。冒頭で自ら、選手として1年間の契約延長と、現役引退後のキャリアを含めた5年間の新契約を報告した38歳のベテラン戦士は、「選手として来シーズンもプレーできることを非常に嬉しく思います。2023年のシーズンが終わったら引退するかもしれないというニュースが出ましたが、その可能性は高いですが、やる可能性もまだあるので(笑)、まだ分からない状況です」と語った。
選手としての引退後は、「辞めるときに話し合うことになっている」と明かし、フランクフルトのトップチームのコーチや、新設されるU-23、U-21チームの指導者、U-19、U-17チームなど、様々な可能性があるようだ。
長谷部は現在、選手でありながらドイツでの指導者コース(B級ライセンス)を受講している。実際に指導者としてのキャリアを始めることについては「指導者としては、選手としての自分とは違うものが求められる。ただ、こっち(欧州)で長くやっているからといって指導者でうまくやれるのかは、別の話だなと思っている。ただ、チャンスがあるならトライしたい」と指導者としての道を選択する可能性が高いことを窺わせた。
指導者ライセンス獲得の過程は、当然ながら講義などもすべてドイツ語で行なわれており、「日本で僕のドイツ語力がどう思われているかは分かりませんが、語学をもっとしっかりやっておけばよかったと思っています」とも述べた。
加えて、選手としての引き際については「何で決まるのか僕も知りたい。たぶん総合的な判断なんだろうとは思う。1年半後にどうなっているか分からない」と確信を持てていないとのことで、「プロを辞めてもサッカーを辞めることはない。町クラブのサッカーとかでプレーしたい」ともコメントしている。
38歳でありながら、今もなおドイツのトップリーグでプレーしている長谷部。マルクス・クルシェSDは、「マコトはプロ選手としての模範である」と繰り返し発言しており、その人間性や指導者としての資質を見込まれての長期契約であることは疑いようがない。長谷部自身もクラブからの評価を嬉しく受け止めているようだ。
「正直に言うと、これから選手としてほかの国やほかのチームでというのは、可能性としては低いかなと思っている。ゼロとは言えないし、まだ100%指導者に進むと言い切れないが、これだけの契約、チャンスを与えてくれているなかで、そのチャンスを逃す手はないかなというのはもちろんある」
日本人選手として、そして次は欧州での指導者としてのキャリア構築を目指す姿に、ファンの間では様々な期待が高まっている。「日本サッカーのためというよりは自分のため。あまり期待はしないでください(笑)」と口にした長谷部だが、その姿が切り開く道は、間違いなく日本人選手、そして日本サッカー界においての道しるべになるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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加えて、選手としての引き際については「何で決まるのか僕も知りたい。たぶん総合的な判断なんだろうとは思う。1年半後にどうなっているか分からない」と確信を持てていないとのことで、「プロを辞めてもサッカーを辞めることはない。町クラブのサッカーとかでプレーしたい」ともコメントしている。
38歳でありながら、今もなおドイツのトップリーグでプレーしている長谷部。マルクス・クルシェSDは、「マコトはプロ選手としての模範である」と繰り返し発言しており、その人間性や指導者としての資質を見込まれての長期契約であることは疑いようがない。長谷部自身もクラブからの評価を嬉しく受け止めているようだ。
「正直に言うと、これから選手としてほかの国やほかのチームでというのは、可能性としては低いかなと思っている。ゼロとは言えないし、まだ100%指導者に進むと言い切れないが、これだけの契約、チャンスを与えてくれているなかで、そのチャンスを逃す手はないかなというのはもちろんある」
日本人選手として、そして次は欧州での指導者としてのキャリア構築を目指す姿に、ファンの間では様々な期待が高まっている。「日本サッカーのためというよりは自分のため。あまり期待はしないでください(笑)」と口にした長谷部だが、その姿が切り開く道は、間違いなく日本人選手、そして日本サッカー界においての道しるべになるだろう。
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