元日本代表の播戸竜二氏が３月１日、自身のYouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』の最新コンテンツを投稿。今回は川崎フロンターレの家長昭博との対談で、これまでのキャリアを振り返りながら、同選手の様々なエピソードが語られている。
 

　播戸氏はこれまで、人気企画の「播対談」で黄金世代の同期・小野伸二やなでしこジャパンの岩渕真奈らと対談を行ない、サッカーファンを中心に大きな注目を集めてきた。

　今回、対談相手として指名した家長は、2006年に播戸氏がガンバ大阪に復帰した際に、チームメイトとして共闘した過去があり、和やかな雰囲気で対談がスタート。再入団した当時のことを振り返った播戸氏は、開幕前のグアムキャンプで家長のプレーに衝撃を受けたという。「マーカーで1.5メートル四方を囲んだ中でボールキープをするわけですけど、びっくりしましたね。ボールに触らせてもらえず。あれなんなの、あのキープ？」
　問われた家長は「昔から得意ではありましたね。ただめちゃくちゃ身体がでかい人には敵わないですけどね」と謙虚な回答をしている。

　また、当時の家長について播戸氏からは、「アップも全然せえへんくて、ほんまにふてってたよな？」と問われた家長は、「いやそうですか？　ずっとそうでもなかったですよ」とやんわりと否定するも、続けて播戸氏は「思い出すのはA３（チャンピオンズカップ）ですよ」と過去のエピソードを披露。「帰らされましたよ。（当時監督の）西野さんにね」と問いかけると、家長は「スタメンで出てて、前半の40分ぐらいに代えられて『もう帰れ』みたいな感じで言われて、『ええ』『帰ります』みたいな（苦笑）」と苦い記憶を告白した。

　爆笑する播戸氏から「ふてこかったからやろ？おまえが」と問い詰められた家長は「あんまり、言うことは聞いてなかったかもしれないですね」と当時を回顧。その後、2010年にセレッソ大阪で再びチームメイトとなったふたり。播戸氏が「だいぶ大人になってた」という印象を語ると、家長も「いい歳になったんでね」とその後は年相応の変化もあったとしている。

　その他、動画ではスペインや川崎でのキャリアを振り返りつつ、海外の激しい競争力や優勝へのプレッシャー、海外移籍を果たした後輩たちなどのテーマでトークを展開している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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