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チェルシー ついにファルカオがデビュー! パリSG戦で見えた課題と収穫とは 「夏の仕上がりチェック」

カテゴリ:メガクラブ

山中忍

2015年07月27日

ラスト20分間をプレーしたファルカオは無難なデビュー。

昨シーズンのCLでの苦い記憶が残るパリSGにPK戦で勝利。戦闘準備は一歩進んだ。 (C) Getty Images

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○チェルシー 1(6PK5)1 ●パリSG@米シャーロット(7月25日)
[得点者]モーゼス

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 相手は昨シーズンのCLで苦汁をなめさせられたパリSG。「調整」以上の意識が指揮官の胸にあることが窺えた。
 
 モウリーニョはレギュラーDF陣を揃って先発起用。左SBのアスピリクエタは2試合連続フル出場だ。だがテリーを中心とする4バックは、まだ本来の意思の疎通と集中力が不足。ケイヒルは連動が遅れ、イバノビッチのクリアミスがイブラヒモビッチの先制点につながった。
 
 ただし背後のGKベゴビッチは、好セーブ3本で初戦4失点の汚名を返上した。
 
 前線では、D・コスタが試合開始35秒で相手右SBオーリエと衝突。持ち前の闘争本能は早くも全開だ。
 
 PK戦(6-5)に持ち込む1点を決めたのは、いわゆる「若手」で唯一人起用されたモーゼス。迷わず決めたボレーのほか、右アウトサイドから積極的に絡む姿勢でもアピールを継続した。
 
 ただし、その同点ゴールの主役はセスク。アシストの瞬間を逃さずに極上品のクロスを送り届けている。
 
 ラスト20分間はファルカオが初登場。賢明かつ果敢な動きで終盤の攻勢を呼んだ。PK戦でも余裕の一蹴りで無難なデビュー。
 
 最後は守護神クルトワがPKストップ2本と自ら蹴った豪快な1本で勝利。欧州ライバルに勝ち、「戦闘準備」は一歩進んだ。
 
文:山中忍

レギュラーが揃った4バックは意思の疎通を欠くも、新加入のベゴビッチにこのクルトワとGK陣は上々の出来だった。 (C) Getty Images

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