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東京B代表・関東一が準決勝出場辞退。選手2名が新型コロナウイルスで陽性反応【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年01月07日

関東一と対戦予定だった大津が決勝に進出

新型コロナの陽性反応で大会を辞退することとなった関東一。写真:オフィシャルサポート

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 日本サッカー協会(JFA)が1月7日、第100回全国高等学校サッカー選手権大会で準決勝に進出していた東京B代表の関東一の大会辞退を発表した。

 準決勝を前に、進出した4チームを対象に大会前に定められた検査を行なった結果、関東一の選手2名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められた。現時点において、スタッフも含めて当該者以外からの体調不良を報告した。

 これにより、大会感染対策ガイドラインの内規に則り、正規登録チーム(選手30名及びチーム役員)に代わり予備登録チーム(選手14名及び正規登録チーム以外のチーム役員)での出場について、関東一およびサッカー部の関係者で検討した結果、関東一は準決勝の出場を辞退することに。これにより、準決勝で関東一と対戦する予定だった大津が決勝に進出することとなった。

 その他の3チームは全員の陰性が確認されており、引き続き、健康観察を継続しつつ、検査体制の強化および感染防止対策の徹底により、準決勝・決勝を開催する。

 今後も感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認に引き続き細やかに取り組むとともに、自治体や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応していくという。
 
 関東一の小野貴裕監督のコメントは以下のとおり。
「今大会だけでなく、この2年間できる限りの対策を講じてきました。それでも陽性者が出てしまった以上、大会・相手校に迷惑はかけられないと判断しました。チームは動揺が隠せない状況ですので、個別の取材はご遠慮頂けますと幸いです」

 大会実行委員長 全国高体連サッカー専門部 玉生謙介部長のコメントは以下のとおり。
「100回大会でこのようなことになったのは大変無念です。関東第一高校はこれ以上ない感染対策をしてきたと聞いています。それでもこのような事態になり関東第一高校の関係者の方々のことを思うと胸が痛みます。残りの2試合に関しましては、より一層の感染対策を講じ選手、関係者の安心・安全を確保して実施をしてまいります。関東第一高校の関係者、選手に対する取材はご遠慮いただきますようお願いいたします」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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