「君たちは素晴らしかった。ただ…」流経大柏はなぜ初戦敗退となったのか?榎本監督が感じた“難しさ”と“違和感”【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年12月29日

開始8分で先制し、19本ものシュートを放つが…

相手に許したシュートは2本…終始攻め続けた流経大柏の挑戦は初戦で幕を閉じた。写真:徳原隆元

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[選手権1回戦]流経大柏1(PK4-5)1近大和歌山/12月29日(水)/フクダ電子アリーナ

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「君たちは素晴らしかった。ただ、相手のほうがもっと素晴らしかった。それだけだと思う」

 流経大柏の榎本雅大監督は、試合後に選手たちへそう声をかけたという。

 12月29日、首都圏各地で行なわれた第100回全国高校サッカー選手権大会の1回戦で流経大柏は、近大和歌山と対戦。前半8分にMF小林恭太のゴールで幸先よく先制した。その後もU-18日本代表候補のFW川畑優翔を中心に攻勢を強め、終わってみれば19本ものシュートを記録したが、追加点ならず。

 一方で、後半に近大和歌山が放った唯一のシュートを決められ、試合は1-1でPK戦に突入した。1本目を相手GKに防がれ、ビハインドのまま迎えた近大和歌山5人目のキックをGKデューフエマニエル凛太朗がストップし、サドンデスに持ち込む。しかし6人目で明暗が分かれPK4-5で、1回戦敗退となった。
 
 全国制覇の実績を持つ本田裕一郎前監督から2020年にバトンを引きついだ榎本監督は、「監督になって初の選手権。入念に準備して入りました」という。ただ「選手権は想像以上に難しい。技術だけでない部分のマネジメントや、いつもと違う感触があった」と打ち明けた。

 特に感じたのは、「アウトプレー、ボールが切れる時間が多かった。プレミア(高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ)だと、インプレーが続くゲームが多かったが、この試合では違和感を感じた」と語る。試合中から「インプレーを続けろ」と檄を飛ばしていたものの、ボールを保持しながらも、要所を相手に抑えられ、一発勝負のトーナメント戦の難しさを実感させられたという。

 流経大柏の今大会の挑戦は終わってしまったが、榎本監督は、国士舘大時代の後輩、藪真啓監督が率いる対戦相手に「近大和歌山の集中力が素晴らしかったなと感じています」と称えた。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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