現地時間12月16日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の2回戦で、久保建英が所属するマジョルカが、リジャネラ(4部相当)と敵地で対戦。6‐0で圧勝した。
前半をスコアレスで終え、格下相手に苦しむなか、待望の先制点を創出したのが、約3か月ぶりのスタメンとなった久保だ。50分、左CKから正確なボールを送り込み、DFアレクサンダル・セドラルのヘッド弾をお膳立て。日本代表MFはこれが今シーズン初アシストとなった。
さらに1点を追加して迎えた62分にも、今度が右CKからやや山なりのボールを送り込み、またもセドラルの頭にピタリと合わせて、3点目を演出してみせた。
【動画】正確無比のキック炸裂!久保建英の圧巻2アシスト
チームは6発大勝
2アシストの活躍を見せた20歳を現地メディアも称賛している。スペイン紙『AS』は、「即興の殺し屋であるセドラルのヘッドをダブルアシストしたクボは、マジョルカの中で最高だった」と激賞。2つめのアシストについては「クボのクロスに、セドラルがフィニッシュ。先制点のデジャヴだった」と評している。
久々の先発ながら、67分間のプレーで目に見える結果を残した久保。状態は間違いなく上がっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】名手オブラクとの駆け引きに勝利! 久保建英が決めた独走ドリブルからの劇的股抜き弾
【写真】「めっちゃ良い写真!」劇的弾を決め、どや顔でポーズをとる久保とその横でピッチを叩いて悔しがるオブラク