川崎をPK戦の末に破った大分と決勝で激突!
天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会は12月12日、準決勝の2試合が開催され、埼玉スタジアムでは浦和レッズ対セレッソ大阪の一戦が行なわれ、浦和が2対0で勝利を収めた。
浦和は今季限りでチームを去る宇賀神友弥がスタメン入り。同じく退団する槙野智章はベンチスタートに。一方のC大阪は、今季限りでの引退を発表した大久保嘉人がスタメンでの起用となった。
試合は序盤から浦和が優位に立った。均衡が破れたのは28分、右サイドの崩しから関根貴大がクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールを明本考浩が収め、後方へのパス。これを宇賀神が右足で叩き込んだ。浦和が先制した。
前半を浦和の1点リードで折り返すと、後半はC大阪が立ち上がりから仕掛ける。坂元達裕、清武弘嗣らの連係から崩し、浦和ゴールに迫る。49分には坂元の縦パスから為田大貴が前線で潰れ、こぼれ球を清武が決定的なシュート。しかし、これはクロスバーを越えてしまう。
61分、先制点の宇賀神が交代で退くと盛大な拍手がサポーターから送られる。64分には大久保が加藤陸次樹との交代でピッチを退いた。
一進一退の攻防がつづくなか、試合を決める得点が生まれたのは89分。浦和は途中出場の小泉佳穂がドリブルで敵陣エリア内に侵入。そのままDF二人をかわして右足でゴールネットを揺らした。浦和がC大阪を突き放した。
試合はこのまま2-0で終了。浦和が3年ぶりの天皇杯決勝進出を決めた。また、C大阪の大久保にとってはこれが現役生活最後の試合となった。
また、浦和対C大阪に先立って行なわれた川崎フロンターレ対大分トリニータは、90分で決着がつかず延長戦へ。すると延長後半の113分、川崎は小林悠が先制点をゲット。このまま川崎が押し切るかに思われたが、大分はアディショナルタイムの121分にエンリケ・トレヴィザンが同点弾を決め、このまま終了のホイッスル。試合はPK戦にもつれ込んだ。そして、PK戦は大分が5-4で制し、初の天皇杯決勝進出を決めた。
この結果、決勝は浦和レッズ対大分トリニータのカードに決定。試合は12月19日に、東京・国立競技場で14時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
試合は序盤から浦和が優位に立った。均衡が破れたのは28分、右サイドの崩しから関根貴大がクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールを明本考浩が収め、後方へのパス。これを宇賀神が右足で叩き込んだ。浦和が先制した。
前半を浦和の1点リードで折り返すと、後半はC大阪が立ち上がりから仕掛ける。坂元達裕、清武弘嗣らの連係から崩し、浦和ゴールに迫る。49分には坂元の縦パスから為田大貴が前線で潰れ、こぼれ球を清武が決定的なシュート。しかし、これはクロスバーを越えてしまう。
61分、先制点の宇賀神が交代で退くと盛大な拍手がサポーターから送られる。64分には大久保が加藤陸次樹との交代でピッチを退いた。
一進一退の攻防がつづくなか、試合を決める得点が生まれたのは89分。浦和は途中出場の小泉佳穂がドリブルで敵陣エリア内に侵入。そのままDF二人をかわして右足でゴールネットを揺らした。浦和がC大阪を突き放した。
試合はこのまま2-0で終了。浦和が3年ぶりの天皇杯決勝進出を決めた。また、C大阪の大久保にとってはこれが現役生活最後の試合となった。
また、浦和対C大阪に先立って行なわれた川崎フロンターレ対大分トリニータは、90分で決着がつかず延長戦へ。すると延長後半の113分、川崎は小林悠が先制点をゲット。このまま川崎が押し切るかに思われたが、大分はアディショナルタイムの121分にエンリケ・トレヴィザンが同点弾を決め、このまま終了のホイッスル。試合はPK戦にもつれ込んだ。そして、PK戦は大分が5-4で制し、初の天皇杯決勝進出を決めた。
この結果、決勝は浦和レッズ対大分トリニータのカードに決定。試合は12月19日に、東京・国立競技場で14時にキックオフされる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部