J1リーグ　２ndステージ・２節
ヴィッセル神戸－湘南ベルマーレ
７月15日（水）／19:00／ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
２ndステージ成績（１節終了時）：１位　勝点３　１勝０分０敗　５得点・０失点
年間成績（18試合終了時）：11位　勝点22　５勝７分６敗　22得点・19失点
 
【最新チーム事情】
●完勝した前節・清水戦（○５-０）の勢いを活かし、ホーム・ノエスタでの約３か月ぶりの勝利を目指す。
●保有元の清水との契約で前節は出場できなかったブエノが先発復帰の見込み。
●湘南にはJ1でいまだ未勝利（４分５敗）。
 
【担当記者の視点】
「終始、自分たちのリズムでできた」とネルシーニョ監督が語ったように、前節の清水戦は攻守で相手を圧倒し、第２ステージ最高のスタートを切った。
 
　５ゴール中４ゴールが左右のウイングバックの相馬、高橋峻のクロスから生まれるなど、ネルシーニョ監督が目指してきたサイド攻撃が機能した点も大きかった。この勢いを持って第１ステージではわずか１勝しかできなかったホーム・ノエスタでの約３か月ぶりの勝利を目指す。
 
　ただ、湘南にはJ1ではいまだ未勝利という不吉なデータも。同じ３-４-２-１のシステムを組むだけにマークは付きやすいため、好調な攻撃陣を活かしながら、今度こそ勝利を掴みたい。

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湘南ベルマーレ
２ndステージ成績（１節終了時）：６位　勝点３　１勝０分０敗　２得点・１失点
年間成績（18試合終了時）：８位　勝点25　７勝４分７敗　22得点・25失点
 
【最新チーム事情】
●右ウイングバックは古林も好調だが、藤田征の先発復帰も？
●前節の名古屋戦（○２-１）でハイパフォーマンスを見せた大竹は、連戦でも先発か。
●藤田祥にゴールの予感が漂う。
●立ち上がりから湘南スタイルを示したい。
 
【担当記者の視点】
　今季一番と言える内容で勝利を収めた名古屋戦の先発メンバーから、変更があるとすれば右ウイングバックか。名古屋戦では、怪我明けの藤田征がファーストプレーのロングランからのクロスで高山のゴール（チーム２点目）をアシストし、存在感を示した。一方、名古屋戦で先発した古林も好調を維持するが、疲労などを考慮すれば、藤田征の先発が有力か？
　
　また名古屋戦はノーゴールに終わったものの、途中出場した藤田祥は二度の決定機を作るなど存在感を発揮していた。ゴールの匂いがかなりしていただけに“第２ステージ初ゴール”は近いか。
 
　その名古屋戦では、前線３人がハイレベルなパフォーマンスを披露。特にシャドーの大竹は危険なエリアで圧巻とも言える仕事をしていた。今回の中３日の連戦で、果たして大竹が続けて先発するのか、それとも状態の良い山田らが抜擢されるのか。そのあたりの曺監督の起用法も、ひとつのポイントになる。
 
　神戸との第１ステージでの対戦では、後半に主導権を握ったものの、決勝点を奪えずに引き分けている。今回は、しっかり立ち上がりから湘南スタイルを発揮できるか、また、途中出場した選手が機能するかどうかが鍵を握ってきそうだ。