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「一年間の積み重ねの結果。選手を誇らしく思う」連覇達成に感無量の川崎指揮官。去年からの進化は「勝負強くなってきている」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年11月03日

「全員が把握して、我慢のときは我慢する」

就任5年目で4度目のリーグ優勝を果たした鬼木監督。「もっといろんなものを積み上げていきたい」とさらなる進化を誓う。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 首位を走る川崎フロンターレは、ホームでの浦和レッズ戦を1-1の引き分けで終えた。ただ、勝点12差で追う2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に敗れたため、残り4試合を残し、その差は「13」に開き、川崎の連覇&4度目のリーグ制覇が決まった。

 試合後の会見で、鬼木達監督は、まず「今日に関しては本当に、結果うんぬんはありますけど、ホームで大勢のサポーターの中で優勝できたことを本当に嬉しく思います」と喜びを口にした。

「勝って終わりたかったですけど、一年間の積み重ねの結果なので、選手を誇らしく思います。コロナ禍のなかで、サポーターの方々が徐々に増えて入ってこられるようになって、そういったなかでホームで決められたのは、やっぱり改めて嬉しかったです」

 試合は33分にジェジエウのゴールで先制。1点リードのまま試合は推移し、89分に同点とされるも、逆転弾は許さなかった。

「ゲームのほうは先制したので、もう一回、追加点で突き放すところまで行きたかったですけど、ただそれでも、引き締まったゲームをしてくれたのではないかなと思います」

 昨季からの進化の部分について問われると、指揮官は次のように応じる。

「勝負強くなってきているのかなと思います。その勝負強さは、気持ちだけでは勝負ごとは勝てないと思っていて、それがひとつ経験だったり、あとは、全体の意思統一というか、良い時にはどんどん行くし、自分たちがちょっと難しいなと思ったら、それを全員が把握して、我慢のときは我慢する。

 そういう使い分けができてきているのかなと思っています。それと同時に、拮抗したゲームが増えてきているので、そこはそうならないように、もっといろんなものを積み上げていきたい」
 
 選手たちには「お疲れさん、ということと、おめでとう」と声をかける一方で、「とにかく次のゲームと、天皇杯も獲ろうという話はしています」とのことだ。

 タイトルはひとつ手にしたが、戦いはまだ続く。リーグ戦の残り4試合と、4強進出の天皇杯でも圧倒的な強さを見せつけることができるか。“チャンピオン”の今後の戦いにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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