神戸――安田、P・ジュニオールを活かしつつ今節こそホーム100勝を。仙台――梁の復帰で攻撃にアイデアを生み出せるか。
J1リーグ 1stステージ・14節
ヴィッセル神戸-ベガルタ仙台
5月30日(土)/16:00/ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸
リーグ成績(13節終了時):10位 勝点13 4勝4分5敗 15得点・16失点
【最新チーム事情】
●水曜日のナビスコカップ.・清水戦はスタメンの平均年齢が21歳だった相手に逆転負け。
●その清水戦で安田が戦列に復帰し、P・ジュニオールは負傷離脱後初の先発を務める。
●5節・甲府戦後からJ1でのホーム100勝にリーチがかかったまま。
【担当記者の視点】
公式戦5戦勝星なしと不調に喘いでいたが、5月20日のナビスコカップ・横浜戦(○3-2)からチョン・ウヨンをアンカーに置く3-5-2へシステム変更すると、以後3戦は2勝1敗。勝星を手にすることはできた。
しかし、内容は褒められたものではなく、実際、水曜日のナビスコカップ・清水戦では平均年齢21歳という若手主体の相手にホームで惨敗。今節では、再び3-4-2-1へとシステムを戻す可能性もある。
そうしたなかで、明るい材料として挙げられるのは安田、P・ジュニオールの先発起用に目途が立った点だ。特に相馬、山口が負傷中の左サイドは、奥井、高橋峻らを試してきたが、安田の復帰で攻撃の幅を格段に広げられるはずだ。その利点を活かしつつ、5節の甲府戦後からリーチのかかるJ1ホーム100勝を成し遂げたい。
【J1展望】1stステージ・14節|全9カードの最新情報をチェック!
ベガルタ仙台
リーグ成績(13節終了時):13位 勝点13 3勝4分6敗 18得点・19失点
【最新チーム事情】
●水曜日のナビスコカップ・山形戦では13節から8名のメンバーを入れ替え、多くの主力を休ませた。
●山形戦で直接FKを決めるなど好調の梁は、出場停止明けでの先発出場が濃厚。
●山形戦では敗れたものの山本、金久保、R・ロペスらが存在感を見せる。神戸戦ではベンチ入りの可能性も。
●体調万全の主力選手の活躍でなんとか公式戦連敗を止めたい。
【担当記者の視点】
11節・浦和戦、12節・新潟戦を受けてチームの調子も上昇するかと思われたが、13節・甲府戦では堅いブロックを崩す攻撃のアイデアがなく敗戦。続くナビスコカップの山形戦も敗れて、なかなか波に乗れずにいる。
ただ、山形戦ではスタメン8名を入れ替え、主力を温存。豊富な運動量で献身を厭わない富田、金園が完全休養となり、同じく献身性の高い奥埜と梁は決められた時間のみの出場でコンディションを整えた。
問題は守備面の整備が進む神戸に引かれた場合、前節の甲府戦のように苦しむ展開が十分にありえることだ。左サイドハーフに入るであろう梁が攻撃のアイデアを披露できれば、リーグ屈指の攻撃陣がゴールをこじ開けることも難しくないだろうが、果たして……。
ヴィッセル神戸-ベガルタ仙台
5月30日(土)/16:00/ノエビアスタジアム神戸
ヴィッセル神戸
リーグ成績(13節終了時):10位 勝点13 4勝4分5敗 15得点・16失点
【最新チーム事情】
●水曜日のナビスコカップ.・清水戦はスタメンの平均年齢が21歳だった相手に逆転負け。
●その清水戦で安田が戦列に復帰し、P・ジュニオールは負傷離脱後初の先発を務める。
●5節・甲府戦後からJ1でのホーム100勝にリーチがかかったまま。
【担当記者の視点】
公式戦5戦勝星なしと不調に喘いでいたが、5月20日のナビスコカップ・横浜戦(○3-2)からチョン・ウヨンをアンカーに置く3-5-2へシステム変更すると、以後3戦は2勝1敗。勝星を手にすることはできた。
しかし、内容は褒められたものではなく、実際、水曜日のナビスコカップ・清水戦では平均年齢21歳という若手主体の相手にホームで惨敗。今節では、再び3-4-2-1へとシステムを戻す可能性もある。
そうしたなかで、明るい材料として挙げられるのは安田、P・ジュニオールの先発起用に目途が立った点だ。特に相馬、山口が負傷中の左サイドは、奥井、高橋峻らを試してきたが、安田の復帰で攻撃の幅を格段に広げられるはずだ。その利点を活かしつつ、5節の甲府戦後からリーチのかかるJ1ホーム100勝を成し遂げたい。
【J1展望】1stステージ・14節|全9カードの最新情報をチェック!
ベガルタ仙台
リーグ成績(13節終了時):13位 勝点13 3勝4分6敗 18得点・19失点
【最新チーム事情】
●水曜日のナビスコカップ・山形戦では13節から8名のメンバーを入れ替え、多くの主力を休ませた。
●山形戦で直接FKを決めるなど好調の梁は、出場停止明けでの先発出場が濃厚。
●山形戦では敗れたものの山本、金久保、R・ロペスらが存在感を見せる。神戸戦ではベンチ入りの可能性も。
●体調万全の主力選手の活躍でなんとか公式戦連敗を止めたい。
【担当記者の視点】
11節・浦和戦、12節・新潟戦を受けてチームの調子も上昇するかと思われたが、13節・甲府戦では堅いブロックを崩す攻撃のアイデアがなく敗戦。続くナビスコカップの山形戦も敗れて、なかなか波に乗れずにいる。
ただ、山形戦ではスタメン8名を入れ替え、主力を温存。豊富な運動量で献身を厭わない富田、金園が完全休養となり、同じく献身性の高い奥埜と梁は決められた時間のみの出場でコンディションを整えた。
問題は守備面の整備が進む神戸に引かれた場合、前節の甲府戦のように苦しむ展開が十分にありえることだ。左サイドハーフに入るであろう梁が攻撃のアイデアを披露できれば、リーグ屈指の攻撃陣がゴールをこじ開けることも難しくないだろうが、果たして……。