J１リーグ　１stステージ・４節
サンフレッチェ広島-ヴィッセル神戸
４月４日（土）／18:30／エディオンスタジアム広島
 
 
サンフレッチェ広島
リーグ成績（３節終了時）：１位　勝点７　２勝１分０敗　４得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●日本代表で青山が鮮烈なゴール。水本もボランチで機能して勝利に貢献。
●リオ五輪アジア最終予選進出に貢献した野津田と浅野がチームに合流。
●直接FKゴールリーグ通算11得点の森﨑浩がFK練習でゴールを連発。
●ナビスコカップでの佐々木の活躍がチームに刺激を与える。
 
【担当記者の視点】
　スタメンがほぼ固まっているなかで、流動的なのはシャドーだ。好調を維持している森﨑浩は当確だが、そのパートナーは誰か。練習では主にドウグラスが試されているものの、U-22代表組の状態によっては変更もある。
 
　３月31日のマレーシア戦でフル出場した野津田の先発は厳しいが、出場時間が短かった浅野は有力候補。プレッシャーをかわしてボールが運べる特長は他の選手にはないメリットだけに、状態次第ではスターティングメンバーに名前を連ねるかもしれない。
 
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ヴィッセル神戸
リーグ成績（３節終了時）：18位　勝点１　０勝１分２敗　２得点・４失点
 
【最新チーム事情】
●３月28日のナビスコカップ・山形戦で今季初勝利を挙げ、チームの調子は上向き。
●その山形戦で足を痛めたマルキーニョスは軽傷の模様。
●リオ五輪アジア１次予選のマカオ戦で脳震盪を起こし、早期帰国した岩波は別メニュー調整を続ける。
●開幕前に負傷し、離脱していた三原が全体練習に復帰。
 
【担当記者の視点】
　ここまで対戦相手に合わせてシステムを変えてきたネルシーニョ監督の戦い方を考えると、広島戦ではミラーゲームに持ち込むために３-４-２-１を採用する可能性が高い。実際、今週の練習では３バックをテストするなど、準備を進めている。
 
注目は最終ライン３人の構成。U-22代表のマカオ戦で脳震盪を起こし早期帰国した岩波は大事を取ってベンチスタートになると見られ、現状ではナビスコカップの山形戦でCBを務めたチョン・ウヨン、プロ初先発を果たした前田が、高橋祥と組む形が予想される。
 
一方、攻撃陣ではその山形戦で２ゴールを奪った渡邉、１ゴールを決めた石津が好調を維持。彼らを上手く活かしながら攻撃を組み立て、リーグ戦初勝利を掴みたい。