J１リーグ・３節
広島 – 浦和
３月22日（日）／14:00／エディオンスタジアム広島
 
 
サンフレッチェ広島
リーグ成績（２節終了時）：１位タイ　勝点６　２勝０分０敗　４得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●浅野不在のシャドーに茶島と工藤を抜擢。
●日本代表に水本と青山、バックアップに千葉と塩谷が選出。
●広島ローカルニュースに連日選手が出演し、集客に注力。
●元同僚の石原直樹に対する警戒心を、監督や千葉が口にする。
 
【担当記者の視点】
　ピッチのあちこちで強烈なマークを受け、組織を分断されて攻撃が機能不全に陥る。過去３年、この浦和の広島対策にはめられ、リーグ戦では５連敗中だ。ただ、昨季のナビスコカップ準々決勝では２点を奪取して勝ち上がり、森保監督も「自信になる」と話す。
 
　心配なのはボールを運ぶ役割を果たしていた浅野が、U-22日本代表に招集されて不在となっていること。ただ、茶島や工藤などゲームメーカー系の選手が腕を撫しており、違った形の攻撃も展開できそうだ。
 
【J１展望】１stステージ・３節｜全９カードの予想布陣、各チームの最新動向
 
浦和レッズ
リーグ成績（２節終了時）：１位タイ　勝点６　２勝０分０敗　４得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●首を痛めている興梠は出場微妙。
●ズラタン、李は全体練習に合流。ベンチ入りか？
●武藤、宇賀神は別メニュー調整が続き欠場濃厚。
●代表復帰の槙野が古巣対決に闘志を燃やす。
 
【担当記者の視点】
　17日のアウェーでの北京国安戦で敗れ、ACLは３連敗に……。グループステージ突破は非常に厳しい状況だ。一方、リーグ戦は開幕２連勝である。北京国安戦から中４日の浦和に対し、広島はナビスコカップがなく中７日というインターバルの差をどう補うか。
 
　ここまでリーグ戦の対広島は５連勝中。いずれも３-４-２-１の布陣同士のミラーゲームと呼ばれながらも、広島が深く引いてブロックを作る形だった。今回もスペースを消されることが想定され、そうなるとセットプレーの重要度が増す。柏木のキックから、「広島戦で負けたくない気持ちは誰よりも強い」と闘志を燃やす槙野へのホットラインが炸裂するか。

【J１ PHOTOハイライト】１stステージ・２節