J１リーグ・２節
松本山雅FC – サンフレッチェ広島
３月14日（土）／19:00／松本平広域公園総合球技場
 
松本山雅FC
リーグ成績（１節終了時）：８位　勝点１　０勝１分０敗　３得点・３失点
 
【最新チーム事情】
●PSMの栃木戦で左足首を痛めた岩沼は、開幕戦には出場も今週は別メニュー。出場が難しければ鐡戸がスタンバイ。
●開幕戦の翌日に行なわれた甲府との練習試合は１-３で敗れたが、石原がゴールを挙げるなど存在感をアピール。
●今週は強風と寒波に見舞われたが、反町監督が口酸っぱく体調管理を促していることもあり、現在のところ体調不良者は出ていない。
●オビナはアキレス腱の痛みを訴えて一部別メニューだったが、出場には問題なさそう。
 
【担当記者の視点】
　３-３で引き分けた名古屋との開幕戦は、一時は２点のリードを奪うも追いつかれる展開で勝利を逃した。勝点１を得られたのは良かったが、守備を重視するなかで守り切れなかったのは大きな課題として残った。
 
　とはいえ、名古屋戦ではオビナ、池元がそれぞれゴールを挙げるなど新戦力が期待どおりの活躍を見せ、反町監督も「我々のストロングな部分は90分を通じて出せた」と一定の評価を口にしている。チームとしてもJ１で戦っていける手応えを得たに違いない。
 
　同じシステムを採用する広島との“ミラーゲーム”は、各ポジションでのマッチアップでどれだけ粘り強く対応できるかが鍵となる。ここで後手に回るようだと、厳しい戦いを強いられるだろう。そして、持ち味であるハイプレスで相手のビルドアップのリズムを狂わせて、高い位置で奪ってからのショートカウンターに活路を見出したい。ホームの大声援を受けて、今度こそ勝点３を手にしたい。

【J１展望】１stステージ・２節｜全９カードの予想布陣、各チームの最新動向をレポート！
 
サンフレッチェ広島
リーグ成績（１節終了時）：４位タイ　勝点３　１勝０分０敗　２得点・０失点
 
【最新チーム事情】　
●木曜日の紅白戦でU-22代表から合流した浅野が２得点。ドウグラスも1得点とシャドーの競争が激化。
●セットプレーの練習で森﨑浩のキックが好調ぶりを発揮。
●森﨑和曰く「勝利したことでチームの雰囲気は良い」。
●U-22代表に浅野のほか、野津田、吉野が招集。
 
【担当記者の視点】
　ほぼ完璧な内容で苦手の甲府から開幕戦勝利を奪っただけに、チームのムードは明るい。佐藤、森﨑浩、浅野、野津田、ドウグラスら、前線の選手たちの元気の良さが特に目立ち、次節も誰が起用されるか分からない。
 
　初のJ１開幕戦を迎えるアルウィンは2001年５月26日、こけら落としの試合に出場して勝利した広島にとって縁起の良い場所だ。完全アウェーの雰囲気が予想されるが、「広島のサッカーを松本のサポーターにお見せしたい」（林）と選手たちは意気込んでいる。
http://www.soccerdigestweb.com/topics_detail9/id=7897&repeatCnt=1
【J１ PHOTOハイライト】１stステージ・１節