選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.16号（９月２日発売）より
 
［柏］
［GK］
21 菅野孝憲　6.5　
終了間際のピンチを身体を張って立て続けに防ぎ、無失点で終える。
［DF］
4 鈴木大輔　6　
クサビのパスを鋭い読みで摘み取り、対人の守備でも強さが光った。
3 近藤直也　6　
久々のリーグ戦も匠の技で攻撃を一蹴。存在感でもチームを締めた。
24 エドゥアルド　5.5　
持ち前の高さは活きたが、パスミスや１対１での安易な対応が散見。
［MF］
22 橋本和　6　
レアンドロのゴールを演出するなど、高山とともにサイドを活性化。
26 太田徹郎　5.5　
守備のタスクをこなした反面、攻撃の連係では周囲とズレがあった。
20 茨田陽生　5.5　
積極的にボールに絡んでいったが、縦パスの供給はやや少なかった。
7 大谷秀和　6　
相手をいなすパスワークと、茨田の攻め上がりを促す守備はさすが。
13高山薫　6.5　
神出鬼没な飛び込みやギャップを突く動きで、相手守備陣を攪乱した。
9 工藤壮人　6.5　
６節ぶりにゴールを決めて主導権を手繰り寄せ、エースの面目躍如。
［FW］
11 レアンドロ　6.5　
相手の隙を逃さずしっかり結果を残し、カウンターでも先頭を切る。
［交代出場］
FW 19 木村 裕　-　
工藤の折り返しに合わせるも、相手GKの好守に阻まれ得点ならず。
MF 18 ドゥドゥ　-　
綺麗なスルーパスを１本通したが、得意のドリブル突破は未だ不発。
MF 2 藤田優人　-　
復帰後初の途中出場で、ボールタッチはなくセットプレーの対応のみ。
［監督］
ネルシーニョ　6　
自身の意図をしっかり選手に落とし込み、前線３人の得点を呼んだ。
 
［甲府］
［GK］
1 荻晃太　5.5　
３度の決定機を好セーブでしのぐも、２試合連続３失点と報われず。
［DF］
26青山直晃　5.5　
ラインを押し上げるタイミングで出遅れ、押し込まれる一因となる。
4 山本英臣　5.5　
リベロとボランチでプレーしたが、ミスを犯すなど波があった印象。
6 佐々木翔　5　
「届くと思った」が、工藤にかわされ先制点を与えてしまった。
［MF］
11 ジウシーニョ　5　
効果的なサイドチェンジを見せた一方、橋本と高山の連係に大苦戦。
8 新井涼平　5.5　
マークの受け渡しは及第点だったが、果敢な仕掛けは空回りだった。
5 マルキーニョス・パラナ　5.5　
ボールロストは少ないものの、堅守の鍵を握る奪取も不発に終わる。
27 阿部翔平　5.5　
終盤に機を見たオーバーラップで攻めに出たものの、時すでに遅し。
23 稲垣祥　5.5　
裏を狙う動きを続けつつ、試合途中からWBに移って守備にも奔走。
7 石原克哉　5　
飛ばし過ぎたか、球際で当たり負けるなど失速し、見せ場なく交代。
［FW］
10 クリスティアーノ　6　
個の打開力を誇示したが、シャドーが精彩を欠いた影響で孤立した。
［交代出場］
FW 19 盛田剛平　5.5　
登場直後はポストプレーで基点となるも、長くは続かず効力切れに。
FW 24 松本大輝　5.5　
スピードを活かした裏への抜け出しを試みたが、ゴールは脅かせず。
DF 35畑尾大翔　5.5　
Ｊリーグデビューを果たし、フィードで活路を見出そうとしたが…。
［監督］
城福浩　5.5　
勝点３を取りに行く采配が裏目に出て、チームを立て直せなかった。
 
［試合内容］
3-4-2-1のミラーゲームとなった一戦は20分、柏のエース工藤が巧みなトラップでDFをかわして先制弾を突き刺すと、後半にもレアンドロと高山が加点。3-0の完勝を飾り、前回対戦で敗れたリベンジを果たした。