選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.16号（９月２日発売）より
 
［G大阪］
［GK］
1 東口順昭　6　
相手のシュート精度が低かったとはいえ、確実なセーブで適切に対応した。
［DF］
14 米倉恒貴　6.5　
倉田が「完璧だった」と称賛したピンポイントクロスは見事だった。
3 西野貴治 7　
立ち上がりは指宿に手こずるも厳しく対応。待望のJ１初ゴールも。
8 岩下敬輔　5.5　
撥ね返す強さには迫力があったが、つなぎの部分で凡ミスもあった。
4 藤春廣輝　6　
守勢に回ると持ち味は消えるが、課題の守備でも懸命に身体を張る。
［MF］
15 今野泰幸　6　
前半はやや空回り気味だったが、遠藤との関係性を意識していた。
7 遠藤保仁　6.5　
相手のプレスが弱かったこともあり、自在のキックで好機を演出。
11 倉田秋　7　
攻守にハードワークしながら、得点機に二度顔を出したのは見事。
10 二川孝広　6　
阿部とは異なる持ち味で攻撃を牽引。積極的なミドルで試合を決めた。
［FW］
39 宇佐美貴史　6　
バー直撃弾はさすがだったが、全体的に運動量が少なく恐さもない。
29 パトリック　6　
サイドで基点になった。先制点も自らが得たFKがきっかけだった。
［交代出場］
MF 13 阿部浩之　6　
相手が盛り返してきた流れでの投入だったため守備に軸足を置いた。
FW 20 佐藤晃大　6　
倉田が詰めたシュートは自身が決めるべき。ただ、動き自体は良い。
FW 9 リンス　6　
エゴを捨てて攻守で奮闘。課題のシュート精度も徐々に向上中だ。
[監督]
長谷川健太　6　
強気なカードを切り続けたことが、今季最多タイの５得点を生んだ。
 
［新潟］
［GK］
21 守田達弥　5.5　
大量失点は喫したが、致命的なミスはなし。指宿へのキックは正確。
［DF］
27 松原健　5.5　
攻め上がった際のキックに工夫は見られたが、精度自体は低かった。
4 舞行龍ジェームズ　5　
先制点の競り負けを含めて、失点時の対応にはやや甘さが見られた。
17 ソン・ジュフン　4.5　
大井の代役としてはあまりに力不足。最後まで翻弄され続けていた。
2 大野和成　5.5　
前半は積極的な攻撃参加を見せていたが、パトリックに手を焼いた。
［MF］
6 小林裕紀　5.5
成岡の投入とともに後半は大胆なプレーを見せ、攻撃面では機能。
25 小泉慶　5　
バイタルエリアを上手く引き締められず。攻守の両面で機能不全に。
23 山本康裕　5.5　
後半は左SBに回り一定の機能性を見せたものの、中盤では輝かず。
10 田中亜土夢　5　
指宿にボールが収まっても効果的に絡めず、途中交代も当然だった。
［FW］
16 岡本英也　5　
前半のチャンスでは、少なくとも枠内にシュートを飛ばしたかった。
30 指宿洋史　5.5　
立ち上がりは前線で基点となり機能。連係が深まれば期待は持てる。
［交代出場］
FW 28 鈴木武蔵　5.5　
前方への推進力を発揮して脅威を与えたが、シュートには至らず。
MF 18 成岡翔　5.5　
大勢が決してからの投入となったが、攻撃に「質」をもたらしていた。
FW 9 田中達也　-　
ボールに触る機会が少なく、劣勢の流れで埋没したまま終わった。
[監督]
柳下正明　5　
指宿の先発起用は適切だったものの、サポートの形を作り切れず。
 
［試合内容］
序盤は新潟の連動したプレスに苦しんだG大阪だったが、西野の先制点を皮切りに、倉田、二川が追加点を奪って前半を3‐0で折り返す。後半もG大阪の守備陣は安定感を保ち、さらに２点を重ねて、ホームで完勝を収めた。