「彼に特別なアドバイスはしていない」(アッレグリ監督)
レアル・マドリーからユベントスに移籍して1か月が過ぎた。8月18日、クリスチアーノ・ロナウドはキエーボとの開幕戦でセリエAデビューを飾る。
ユーベのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は17日の会見で、C・ロナウドの先発出場を明言した。『Gazzetta dello Sport』紙や『Sky Sport』などイタリアのメディアは、さっそくC・ロナウドを中心としたスタメンを予想している。
『Gazzetta dello Sport』紙は4-2-3-1システムの採用を予想。ゴールマウスに立つのは新守護神のヴォイチェフ・シュチェスニーで、最終ラインは右から、新戦力のジョアン・カンセロ、1年ぶりに復帰したレオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ、アレックス・サンドロの4人とみている。
中盤はサミ・ケディラとミラレム・ピャニッチのダブルボランチで、2列目は右からフェデリコ・ベルナルデスキ、パウロ・ディバラ、ドグラス・コスタ。そしてC・ロナウドの1トップという布陣だ。
一方の『Sky Sport』は、4-3-2-1システムを予想。最終ラインまでは『Gazzetta dello Sport』紙と同じ顔触れで、中盤はケディラとピャニッチに加え、新戦力のエムレ・ジャンを入れている。2列目は2枚でD・コスタとディバラが1トップのC・ロナウドを背後から支える形となっている。
いずれにしても、世界が注目するイタリアでの初戦を前に、指揮官はこの世界屈指のストライカーに対して「特別なアドバイスはなにもしていない」と述べている。(『Gazzetta dello Sport』紙より)
「彼にとって新しいことなのは当然だ。セリエAの各チームがどんなプレーをするのか、彼はとても興味深くそれを理解したがっている」
ただアッレグリ監督は、「チームは良くなったが、それはインテルなど他のチームも同じことだ」と、C・ロナウドの加入がそのままタイトル獲得に結び付くわけではないことを強調した。
「難しいシーズンになるだろう。我々は最高のバランスを見出さなければならない。あまりにポジティブな考えは避けなければ。これまでは興奮してきたが、今はそれを一度脇に置かなければいけない。キエーボは快挙を成し遂げようと意気込んでいるだろう。唯一大切なのは、試合に勝つことだけだ」
悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇が最大の目標となるユベントスだが、前人未到のリーグ8連覇やコッパ・イタリアのタイトルも重視するアッレグリ監督。鳴り物入りで加わったC・ロナウドは、ユベントスを2010年のインテルに続いて、3冠に導くことができるだろうか。まずは、キエーボ戦から目が離せない。
「彼にとって新しいことなのは当然だ。セリエAの各チームがどんなプレーをするのか、彼はとても興味深くそれを理解したがっている」
ただアッレグリ監督は、「チームは良くなったが、それはインテルなど他のチームも同じことだ」と、C・ロナウドの加入がそのままタイトル獲得に結び付くわけではないことを強調した。
「難しいシーズンになるだろう。我々は最高のバランスを見出さなければならない。あまりにポジティブな考えは避けなければ。これまでは興奮してきたが、今はそれを一度脇に置かなければいけない。キエーボは快挙を成し遂げようと意気込んでいるだろう。唯一大切なのは、試合に勝つことだけだ」
悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇が最大の目標となるユベントスだが、前人未到のリーグ8連覇やコッパ・イタリアのタイトルも重視するアッレグリ監督。鳴り物入りで加わったC・ロナウドは、ユベントスを2010年のインテルに続いて、3冠に導くことができるだろうか。まずは、キエーボ戦から目が離せない。