ポーランド・チーム採点 ５
相手の素早く力強いプレスをかわせず、１試合を通じていい形を作れなかった。敵陣にさえ入り込めない時間帯もあった。サイドからのクロスもことごとく跳ね返され、欧州予選で16ゴールを叩き出したレバンドフスキを完璧に封じ込まれた東欧の雄は、FKからクリホビアクのヘッドで１点を返すのが精いっぱい。期待のミリクもプレッシャーを回避すべくゴールから遠ざかるばかりで、好機を演出することはできなかった。バックパスを奪われる形で失った２点目にはアンラッキーな部分も。

ポーランド選手採点
GK
１　ヴォイチェフ・シュチェスニー　５

DF
２　ミハウ・パズダン　６
４　チアゴ・チョネク　5.5
13　マチェイ・リブス　６
20　ウカシュ・ピシュチェク（83分OUT）

MF
10　グジェゴシュ・クリホビアク　６
11　カミル・グロシツキ　６
16　ヤクブ・ブワシュチコフスキ　５（46分OUT）
19　ピオトル・ジエリンスキ　5.5

FW
７　アルカディウシュ・ミリク　５（73分OUT）
９　ロベルト・レバンドフスキ　５


交代選手
DF
５　ヤン・ベドナレク　5.5（46分IN）
FW
23　ダビド・コフナツキ　5.5（73分IN）
DF
18　バルトシュ・ベレシンスキ　-（83分IN）

監督
アダム・ナバウカ　5.5

セネガル・チーム採点 ７
ボールを保持した相手が自陣に入り込んだ瞬間、一斉にプレスを仕掛け、個人で、あるいは組織的にボールを奪う。プレーには躍動感があり、セネガルが初出場を果たした2002年W杯当時の快進撃を思い起こさせた。当時のキャプテン、アリウ・シセ監督率いるチームは、攻守両面でポーランドを圧倒。ずば抜けた身体能力を持つ男たちは、テクニックレベルも総じて高く、相手に決定的なチャンスをほとんど与えなかった。

☆MAN OF THE MATCH
エムバイ・ニアング
60分、ピッチ外での治療を終えてピッチに戻るやすかさず敵ゴール前に突進し、相手DFとGKの間でボールをさらうと、無人のゴールに流し込んだ。みずからのシュートミスでビッグチャンスをフイにする場面もあったが、持ち前のスピードとテクニックを駆使し、前線でマネ以上の存在感を放った。つねに睨みを利かせ、レバンドフスキを封殺したクリバリ、サネ、ゲイエの３者もMOMに匹敵する活躍を見せていた。


セネガル選手採点
GK
16　カディム・エンディアイエ　６

DF
３　カリドゥ・クリバリ　７
６　サリフ・サネ　6.5
12　ユースフ・サバリ　6.5
22　ムサ・ワゲ　６

MF
５　イドリッサ・ゲイエ　７
10　サディオ・マネ　6.5
13　アルフレド・エンディアイエ　６（87分OUT）
18　イスマイラ・サール　６

FW
９　マメ・ディウフ　６（62分OUT）
19　エムバイ・ニアング　7.5（75分OUT）

交代選手
MF
11　シェイク・エヌドイエ　６（62分IN）
FW
14　ムサ・コナテ　６（75分IN）
MF
８
シェイク・クヤテ　-（87分IN）

監督
アリウ・シセ　6.5