ユーベ指揮官がイタリアの悪しき風潮に怒り! 「戦術論ばかり」「選手のスキルを見てない」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年04月29日

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インテルとのダービー後に声を荒げる。

スクデット獲得へ前進した会心の一勝を挙げた直後、アッレグリは珍しく声を荒げ、メディアに対して怒りを露わにした。 (C) Getty Images

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 インテルとのダービーマッチに勝利した直後、ユベントスの指揮官はメディアに対して不満をぶつけた。

 現地時間4月28日に行なわれたセリエA第35節で、インテルと対戦したユーベは、退場者を出した相手に一時、逆転を許しながらも、土壇場の89分にゴンサロ・イグアインのゴールで試合をひっくり返し、3-2と白星を手にした。

 前節、ナポリとの大一番に競り負けていたユーベ。今節の『イタリア・ダービー』に敗れれば、スクデットに暗雲が立ち込めていただけに、試合後、イタリア版『Sky Sports』のトラッシュインタビューで指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリは、「スクデットへ向けて一歩踏み出す素晴らしい勝利になったと思う」と胸を撫で下ろした。

 そんな50歳のイタリア人指揮官だが、同メディアから”いつものように”戦術的な質問が飛んだ際には、珍しく声を荒げ、不満をぶちまけた。
 

「今日のサッカー界はあまりに理論的な話が増えすぎだ。バスケットボールを見たことがあるかい? ボールを持った3秒後に誰がボールを持つのか。それは最高の選手たちでしょう? あなたはサッカーが戦術的なスキームがあれば勝てると思っている。もしそうなら、メッシやC・ロナウド、イグアインに何億ユーロという市場価値はつかないんだ」

 メディアに対する苦言を呈したアッレグリは、そうした見方がイタリア・サッカー界にとっての悪だともコメントしている。

「イタリアではサッカーについて議論する場合、全て戦術か仕組みについての話になる。その考えが試合を台無しにするんだ。あなたたちは選手たちのスキルに目を向けず、フォーメーションや戦術についてばかり見ている。それは我々のサッカーに害を及ぼすもので、この国のサッカーにおいての悪だ」

 アッレグリの采配がそうであるように“戦術”というイメージが強いイタリアだが、そうした指揮官の考えをピッチ上で遂行するのは、他ならぬ選手たちだ。当然のことながら彼らのクオリティーが伴わなければ、ハイレベルの戦いはできないのである。

 アッレグリが怒りを交えながら提唱した言葉は、イタリア・サッカー界の悪しき風潮を変えるきっかけとなるのだろうか。
 

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