ここ9試合で6得点・2アシストの大暴れ!
木曜日に行なわれたヨーロッパリーグ準々決勝第1レグ、アーセナル対CSKAモスクワの一戦は、ホームチームの4-1圧勝に終わった。
そのロンドン決戦で奮迅のパフォーマンスを披露したのが、ウェールズ代表主将のアーロン・ラムジーである。まず9分にエクトル・ベジェリンのグラウンダークロスを中央で合わせて豪快に先制点を蹴り込むと、互いに1点を取り合い2-1で迎えた28分にゴラッソを生み出す。左サイドのメスト・エジルが抜群のタイミングで繰り出したロブパスに呼応し、ジャンプしながら右足アウトサイドでちょこんとインパクト。これが飛び出してきたロシア代表GKイゴール・アキンフェエフの頭上をものの見事に抜き、ゴールネットを揺すったのだ。
試合は4-1というド派手なスコアで前半を終えたアーセナルが、守備重視の慎重な戦法でその後はゼロ封して快勝。第1レグで大勝を飾り、ビッグアドバンテージを得た。アーセン・ヴェンゲル監督は「素晴らしいゴールラッシュと守備への不安が交錯する、なんとも言えない前半だった。結果的に次に繋げられる勝利となったことを嬉しく思う」と語っている。
そのロンドン決戦で奮迅のパフォーマンスを披露したのが、ウェールズ代表主将のアーロン・ラムジーである。まず9分にエクトル・ベジェリンのグラウンダークロスを中央で合わせて豪快に先制点を蹴り込むと、互いに1点を取り合い2-1で迎えた28分にゴラッソを生み出す。左サイドのメスト・エジルが抜群のタイミングで繰り出したロブパスに呼応し、ジャンプしながら右足アウトサイドでちょこんとインパクト。これが飛び出してきたロシア代表GKイゴール・アキンフェエフの頭上をものの見事に抜き、ゴールネットを揺すったのだ。
試合は4-1というド派手なスコアで前半を終えたアーセナルが、守備重視の慎重な戦法でその後はゼロ封して快勝。第1レグで大勝を飾り、ビッグアドバンテージを得た。アーセン・ヴェンゲル監督は「素晴らしいゴールラッシュと守備への不安が交錯する、なんとも言えない前半だった。結果的に次に繋げられる勝利となったことを嬉しく思う」と語っている。
やはり英メディアが称えたのは、ラムジーの圧巻パフォーマンスだ。高級紙『The Guardian』が「まさにワンダーゴール! (ラムジーの)天性のゴールセンスから生まれた一発だ」と評すれば、英衛星放送『Sky Sports』は「難易度がすこぶる高いフィニッシュ。オフサイドラインを完璧なタイミングで打破した。エジルのパスも見事だった」と絶賛。さらに『The Daily Star』紙も「時間が止まったかのような錯覚を覚えさせた。名手アキンフェエフもノーチャンスだ」と報じている。
今シーズンは大小の怪我に苦しんできた。年末から年明けにかけてはハムストリングを傷めて1か月半の戦線離脱を余儀なくされた。ところが1月下旬に復帰を飾ると、以降は低調なパフォーマンスを続けるチームにあって孤軍奮闘。エバートン戦のハットトリックやヨーロッパリーグ・ミラン戦での値千金弾を含め、再合流後は公式戦9試合で6得点・2アシストと暴れている。
ヴェンゲル監督は「アーロンは我々にとっての大きな支えであり柱だ。コンシステンシー(継続性)に秀で、本当に波がない。2013年以降はスタイルを進化させて、よりゴールを決めるようになったね。いまや頼れるフィニッシャーだ。怪我との闘いは続くが、私の信頼は揺らがない」と激賞する。
もはや国内のふたつのカップ戦は敗退し、プレミアリーグでもチャンピオンズ・リーグ出場権争いから事実上脱落したアーセナル。唯一残されたヨーロッパリーグの覇権奪取へ、“ワンダー・アーロン”が力強くチームを牽引する。
今シーズンは大小の怪我に苦しんできた。年末から年明けにかけてはハムストリングを傷めて1か月半の戦線離脱を余儀なくされた。ところが1月下旬に復帰を飾ると、以降は低調なパフォーマンスを続けるチームにあって孤軍奮闘。エバートン戦のハットトリックやヨーロッパリーグ・ミラン戦での値千金弾を含め、再合流後は公式戦9試合で6得点・2アシストと暴れている。
ヴェンゲル監督は「アーロンは我々にとっての大きな支えであり柱だ。コンシステンシー(継続性)に秀で、本当に波がない。2013年以降はスタイルを進化させて、よりゴールを決めるようになったね。いまや頼れるフィニッシャーだ。怪我との闘いは続くが、私の信頼は揺らがない」と激賞する。
もはや国内のふたつのカップ戦は敗退し、プレミアリーグでもチャンピオンズ・リーグ出場権争いから事実上脱落したアーセナル。唯一残されたヨーロッパリーグの覇権奪取へ、“ワンダー・アーロン”が力強くチームを牽引する。