英6部で衝撃の退場劇! 主審に「名前」を伝えただけでまさかのレッドカード!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月09日

チームメイトたちは大爆笑。

レッドカードを提示される理由は無数に存在するが、今回の一件は前代未聞だった。※写真はイメージ (C) Getty Images

画像を見る

 サッカーの本場イングランドで起きた前代未聞のハプニングが話題となっている。
 
 その異例の出来事とは、なんと主審に自分の名前を言ったことでレッドカードを出されそうになったというのだ。日頃からサッカーのあらゆることに面白おかしく切り込んでいる英大衆紙『The SUN』が、その詳報を伝えている。
 
 その“珍事”は、現地3月6日に行なわれたイングランドの6部にあたるナショナル・リーグ・サウスのヘメル・ヘンプステッド・タウンとイースト・サロック・ユナイテッドの一戦で起きた。当事者となったのは、かつてアーセナルに在籍した経験を持ち、現在はヘメルに所属するサンチェス・ワットだ。


 
 この試合中に遅延行為のためイエローカードを提示されたワットは、記録を取る際に名前を尋ねられたため、『Watt』と繰り返し返答したという。しかし、これを主審のディーン・ハルムが、『What!?(何だ)』と口答えをしたと勘違いし、判定に背いたとしてレッドカードを突き付けたのだ。
 
 このまさかの事態を把握したヘメルの主将ジョーダン・パークスが、ハルム主審に理由を説明。ワットは呼び戻され、苦笑いを浮かべながら退場処分を取り消したというのだ。
 
 まさかの珍プレーの主役となってしまったワットは、試合後、次のように事件の全容を話している。
 
「主審が名前を聞いてきたんだ。だから、「『Watt』だ」と伝えて、その場を立ち去ろうとした。でも、もう1回聞かれたから、同じように答えたんだ。そしたら向こうは馬鹿にしていると思ったみたい。3回目に『Watt』って答えたあとに、レッドカードを提示されたんだ。驚いたね。主将が説明したとき、主審はちょっと恥ずかしそうだったよ」
 
 試合後にはハルム主審から謝罪を受けたというが、ヘメルのチーム内では良い小ネタとして捉えているようだ。
 
 同チームの会長であるデイブ・ボギンスが、「人為的なミスさ。最終的には、主審も含めて、全員が笑い話にできたと思う」と話せば、チームメイトのスコッティ・シュルトンは、「俺はあの時ピッチにいたんだけど、超おもしろかったよ(笑)。でも、それがあいつの本当の名前で、嘘をつくようなやつでもないんだ」と、自身のツイッターで笑い飛ばしている。
 
 なお、『The SUN』紙によれば、ワットはハプニングにも動じず、この試合でゴールをゲット。チームを2-0の勝利に導いたようだ。
 
【関連記事】
Jリーガーの「好きな女性タレント」ランキング2018年版! 石原さとみや新垣結衣を抑えて1位に輝いたのは?
「世紀のゴール!」「なんて才能だ」ロナウジーニョ伝説の"クラシコ弾"に再びスポットライトが
「俺が作るから休んでろ」長友佑都が今度は元ブラジル代表レジェンドに手料理を振る舞われる
PKスポットをボールと間違えた! ブンデス公式が「あり得ないGKのミス」トップ10を公開!
元ドイツ代表守護神カーンがCL敗退のパリSGへ“金言”「カネでメンタリティーは買えない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ