実現すれば5年ぶりのカルチョ界復帰。
昨シーズンの「奇跡の残留」の立役者が突如辞任したことで、イタリア・サッカー界のレジェンドが指揮官としてセリエAの舞台に戻ってくる可能性が浮上している。
クロトーネは現地時間12月6日、ダビデ・ニコーラ監督が辞任したことを発表した。イタリア『Sky Sports』によると、クラブは後任候補のひとりに元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ氏を挙げているようだ。
ニコーラ監督は昨シーズンの終盤戦に驚異の巻き返しを見せ、クロトーネを残留に導いた。その結果、「残留を決めたら、自転車で(南部の)クロトーネから(北部の)トリノまでイタリアを縦断する」という公約を果たすことになったのは記憶に新しいところだが、それから約半年で、指揮官はチームを去ることになった。
5日付のイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、ニコーラ監督は0-3で敗れた4日のウディネーゼ戦での出来事から辞意を固めたという。1点ビハインドで迎えたハーフタイムに、ジャンニ・ヴレンナ会長がロッカールームでチームに檄を飛ばしたことに憤慨したそうだ。
クラブは続投するように説得したものの、ニコーラ監督の考えは変わらず、クラブは6日に指揮官とスタッフの辞任を発表。10日のサッスオーロ戦を前に、後任探しを始めることになった。
『Sky Sports』によると、その候補のひとりが、引退後の2015年から率いていた北米サッカーリーグのマイアミFCの指揮官を先月辞したばかりのネスタだ。実現すれば、ミランを退団した2012年以来、5年ぶりのイタリア・サッカー界復帰となる。
ただ、トップレベルでの指揮経験がないだけに、クロトーネはジャンニ・デ・ビアージやステーファノ・コラントゥオーノといったカルチョ界での実績を持つ指揮官たちにも関心を寄せているという。
15節終了時点で、降格圏(18~20位)まで勝点2差の16位につけているクロトーネは、現在公式戦4連敗中。昨シーズンに続いて残留争いを強いられることが大いに予想されるだけに、すぐに立て直しを図れる指揮官が必要だ。
かつてのチームメートであるジェンナーロ・ガットゥーゾがミランの指揮官に就任したのに続き、ネスタもセリエAの舞台で采配を振るうことになるのか。今後の進展が注目される。
クロトーネは現地時間12月6日、ダビデ・ニコーラ監督が辞任したことを発表した。イタリア『Sky Sports』によると、クラブは後任候補のひとりに元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ氏を挙げているようだ。
ニコーラ監督は昨シーズンの終盤戦に驚異の巻き返しを見せ、クロトーネを残留に導いた。その結果、「残留を決めたら、自転車で(南部の)クロトーネから(北部の)トリノまでイタリアを縦断する」という公約を果たすことになったのは記憶に新しいところだが、それから約半年で、指揮官はチームを去ることになった。
5日付のイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』によると、ニコーラ監督は0-3で敗れた4日のウディネーゼ戦での出来事から辞意を固めたという。1点ビハインドで迎えたハーフタイムに、ジャンニ・ヴレンナ会長がロッカールームでチームに檄を飛ばしたことに憤慨したそうだ。
クラブは続投するように説得したものの、ニコーラ監督の考えは変わらず、クラブは6日に指揮官とスタッフの辞任を発表。10日のサッスオーロ戦を前に、後任探しを始めることになった。
『Sky Sports』によると、その候補のひとりが、引退後の2015年から率いていた北米サッカーリーグのマイアミFCの指揮官を先月辞したばかりのネスタだ。実現すれば、ミランを退団した2012年以来、5年ぶりのイタリア・サッカー界復帰となる。
ただ、トップレベルでの指揮経験がないだけに、クロトーネはジャンニ・デ・ビアージやステーファノ・コラントゥオーノといったカルチョ界での実績を持つ指揮官たちにも関心を寄せているという。
15節終了時点で、降格圏(18~20位)まで勝点2差の16位につけているクロトーネは、現在公式戦4連敗中。昨シーズンに続いて残留争いを強いられることが大いに予想されるだけに、すぐに立て直しを図れる指揮官が必要だ。
かつてのチームメートであるジェンナーロ・ガットゥーゾがミランの指揮官に就任したのに続き、ネスタもセリエAの舞台で采配を振るうことになるのか。今後の進展が注目される。