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「インスタのフォロワー数が…」劇的弾のベネベントGKが周囲の変化に驚き! 一方、怒りのガットゥーゾは?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月05日

「プレイステーションのようだった」と得点シーンを回想。

チームメイトから抱きかかえられ、劇的な同点ゴールを祝福されるブリニョーリ。 (C) Alberto LINGRIA

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 開幕から1ポイントもあげられなかったチームが、ついに勝点1を挙げた。
 
 しかも、相手は名門ミラン。それも同クラブのレジェンド、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の初陣だ。試合後の反響が大きかったのは想像に難くない。
 
 現地時間12月3日のミラン戦で、欧州5大リーグのワースト記録である開幕14連敗という不名誉な記録をストップさせたベネベントの歓喜の輪の中心にいたのは、1点ビハインドで迎えた終了間際のアディショナルタイムに、FKから劇的な同点弾を挙げたGKのアルベルト・ブリニョーリだ。
 
 試合後に、「このゴールを夢に生きているすべての人に捧げたい」と、喜びを露にしていたブリニョーリだが、一夜明けても、その“フィーバー”は続いた。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ブリニョーリは現地のラジオ番組「105 Friends」で、「どれだけのメッセージが届いたことか!」と、周囲の反応の大きさを明かしていたという。
 
「昨日の試合まで、僕のインスタグラムのフォロワーは5000~6000人だったんだ。でも、今じゃそれが3万1000~2000人にまで増えたんだよ」
 
 またブリニョーリは、快挙となったゴールについて、「ペナルティーエリアに入ろうとしていたときに、実際にゴールを決める光景が頭をよぎったんだ。プレイステーションみたいにね」と振り返った。
 
「ボールがゴールに入った瞬間は見ていなかった。僕は反対側を向いていたからね。ガットゥーゾ? 悔しかっただろうね。最後の最後、95分のゴールだから仕方がないさ」
 
 実際、ガットゥーゾは、「ナイフで刺されたほうがマシだった」と述べるなど悔しさを隠さなかった。だが、試合から一夜明け、クラブ公式チャンネルで、「昨晩は眠れなかった」としつつも、前進しなければならないとチームを鼓舞している。
 
「我々は前を見なければいけない。今日の練習再開時に、選手たちの顔は怒りに満ちていた。我々は全力を尽くしている」
 
 さらにガットゥーゾは、テレビ番組の取材で、ミランの指揮官としての誇りを強調した。
 
「このクラブを率いることに誇りを感じている。できるだけ長くこの立場にとどまれることを願っているよ。戦わなければ、どこにも行けない。チームとして戦い、勝つ必要がある」
 
 出鼻を挫かれた感が否めないガットゥーゾ・ミランは、嫌な流れを変えられるのか。現地時間12月7日に敵地で行なわれるリエカ戦には必勝を期して臨む。
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